モリノ さんの感想・評価
3.6
物語 : 1.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
超展開に、刮目せよ!
物語が前半と後半で全く別物になる作品である。
最初は未知の知的生命体と人類との交渉劇をリアル路線で描いていた。その未知の存在は人類に―その代表として選ばれた日本政府に―異世界よりもたらされた無尽蔵電池、別次元への人格コピー、無重力装置などを与え始める。
これらのトンデモ便利道具を使って、タイトルにある通り、人類は正解にたどり着けるのか?というのが物語の趣旨である。
これまた親切な異世界人がいたもんだと思いきや・・・、
という流れである。終盤で明かされるが、正解というのが思わず突っ込みたくなるものである。そんなんしたいのなら道具を渡すなど面倒くさいことせず、と突っ込みを入れまくった。加えて、劇中に登場するヒロインの痛々しい言動が神経を逆なでする。このヒロインの設定もご都合主義過ぎて、ここまでくると笑えないが、根性で最後まで見た。
設定が同時期公開のメッセージとかぶって面白そうな感じであっただけに、もう少しやりようはなかったのかと残念に思った。