◇fumi◆ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
とある社会の闇を許さない勇気と覚悟の物語
2013年放送 全24話 原作 スタッフ キャストは無印の引継ぎ
禁書シリーズの第4弾になるようですが、時系列的には超電磁砲無印の続き。
超電磁砲Sと言うことですから、
てっきり「スーパー」か「スペシャル」か「ストロング」あたりかと思ってました。
まさか「とある科学の超電磁砲Sisters」だったとは!
視聴直前に知り、一瞬躊躇することになりました。
とある魔術の禁書目録でも観ているのが辛かったあの物語です。
無印とは打って変わって重厚なストーリー性重視のハートにずんと来ること必至でしょう。
Sisters編 1話~16話 11話からは禁書目録の原作も使用
{netabare}科学(医学)の暴走による人命の軽視、という現実社会で行われている社会悪に切り込んだ暴露的ストーリーと私は受け止めました。
そうは思わない人のほうが多いかもしれないですが。
白い巨塔では、癌治療でメスを過信する者を糾弾し、薬で治すことを夢の実現のように描いています。
現代の現実を見よう、手術も抗がん剤も殺人医療です。これ以上は書けないが。
苦しむ人のために自分のDNAを提供した御坂美琴は子供だからではないだろう。
大人でもそう言われれば喜んで提供する。
間違いなわけはない。巨大化した組織が悪なのである。
1万人ものクローンを殺害するこの物語は、軽くは受け止められない。
こんな文章は読みたくないだろうが、正直な気持ちを抑えられない。
生き残った1万人の妹たちのために、ただ一人で戦い続ける御坂美琴のヒロイックなビジュアルのための設定なのでしょうが、
小説ならともかく、映像で観るのは衝撃の経験でした。
酷い酷すぎるお話ですが、第二部のラスト、さらに今後の展開に幸せを演出する布石でしょうね。
惨殺を続けた一方通行は御坂妹の一人と結婚して幸せにする以外に道は無いんではないかと、
普通は考えます。{/netabare}
Silent Party編 17話~24話
アニメオリジナルストーリー
能力0の科学者が能力至上主義の社会に暴力的革命を起こそうとする物語。
シスターズのためにただ一人で戦い続けた御坂美琴が仲間の大切さを知り、
大いに盛り上がる友情物語。
ニシキヘビをペットにした高飛車ボッチ(ギリギリセーフ)の婚后光子が可愛いですね。
地味にレベル4の空力使い。
その無理やり友の湾内絹保レベル3の水流操作、泡浮まあやレベル3の流体反発も地味に面白い友人たち。
常盤台中学のレベル5心理掌握の食蜂操析は第5位だけあって凄いです。
第一部の序盤でちょっとしか出ませんが、ラストの布石です。
原作では重要人物らしい。
第一部から大活躍する、暗殺部隊「アイテム」もかっこいいです。全員女とかw
麦野沈利
レベル5のメルトダウナー 徹底的に強いうえに仲間との連携も見事。
一方通行以外はかなわないでしょう。
フレンダセイヴェルン
能力不明 トラップで御坂美琴を苦しめた。小説ではすでに・・・
絹旗最愛
レベル4の窒素装甲 言葉に超をつけるお笑い要員だが、能力は強力。
窒素さえあれば魔法のような力を実現する。
滝壺理后
レベル4の能力追跡
御坂美琴を追い詰めたストーカー能力。
これだけじゃない、沢山の魅力的登場人物が登場する「超電磁砲S」
不覚にも連続オール5です。
やっぱり私は駄目レビュアーでした。
どうしても減点を見つけられないのです。
時々盛り上がる直前に流れるギターリフはヴァンヘイレンのパナマですね♪
禁書のラストシーンは、一方通行とミサカ10032号の結婚式で締めてください
お願いしますよw
知らなかったんですが一方通行にはロリ彼女がいたようです。
ミサカに変わりはないんですがw
超電磁砲3期こそ最も待ち望んでいる作品です。