oxPGx85958 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
怖いもの見たさ
1年後に最後まで見ての感想。
放映時は5話あたりまで見て中断したのですが、1年後に思い立って最後まで見てみました。懸案の川島海荷問題は、彼女が演じるヒロインのセリフの量が終盤に向けて少なくなったせいもあり、あまり気にならなくなりました。制作中に配慮が働いたのかもしれません。
ネット上の感想を見ていると、「プロの声優」をことさら持ち上げる向きがあるのですが、前に書いたように私はむしろ主人公を演じている堀江瞬の演技が苦手だし、更に言うと終盤の大会で司会を務めるために出番が増える佐倉綾音の(本作でのような)演技が苦手です。アニメの世界ではそういうのが受け入れられているようだから、私も仕方なく受け入れて、慣れようと努力しているだけであって。
原作の最初の方を読んだとはいえ、細部は忘れてしまっているので、アニメ化にあたってどんな工夫がなされたのかはわからないのだけれども、少なくとも終盤の大会における主人公の戦いを巡るプロットは悪くありませんでした。逆に言うと、これと、ここに至るまでの経緯以外の要素はすべて不要だった、という感じがしてしまいます。それら自体は面白くないし、うまく出来ているわけでもないから、最終的には「回収されない伏線」という位置づけにしかならなかった。
でもアニメ化にあたってそれらの要素をばっさりと切り捨てたら、原作のファンから冒涜だと非難されるのは間違いない。こういうのはどうしたらいいんでしょうかね。制作側はこういうのは割り切って受注してるんでしょうかね。
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第3話まで見ての感想。
クイズが好きなもので、原作のマンガをたまたま最初の方だけ読んでいました。マンガとして面白いかと問われると微妙だけど、どのようにアニメ化されるのかという興味から、少しばかり楽しみにしていました。
で、ネット上でさんざん話題になっていますが、ヒロインを演じる川島海荷が思わぬ方向からすべてをかっさらっていきました。いまのところ、この人がどうなるのかという点だけで、次回を楽しみにすることができます。
ちなみに元々私はアニメっぽいセリフ回しは苦手で、どちらかというと「ジブリっぽい」と呼ばれるタイプの演技の方が好きなんだけど、今作の川島海荷はそれとは違うただの大根で、この違和感が面白い。個人的には主人公の男の子の演技の方がキツい。
もちろんこんなこと言ってられるのは原作に大した思い入れがないからで、原作のファンがこういうのにがっかりするというのは理解できる、というようなことも含めて、アニメ鑑賞歴の浅い私にとっては興味が尽きないわけです。
それ以外の要素はどうでもいい感じ。