うち. さんの感想・評価
2.2
物語 : 1.0
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
メアリー・スーを映像にしてみたら、闇鍋みたいになる例
あらすじは神様の手違いで亡くなった主人公が神に頼んで自分を超人にしてもらって、異世界で活躍する物語。
物語の展開としてはトラブルは起こるものの主人公が万能すぎて起伏が無く、とあるシーンで感動させたいであろう場面も情緒が乏しく、空々しい(二話終盤にて)
個性が少ないキャラは主人公のやることなすことを賞賛するか、驚愕されるかのどちらかで多少はイジられるものの観ていて楽しいものではない。
あー主人公そこまで出来ちゃうのかーと思ってしまうアニメは稀。しかしながらアニメ化されたということはそれだけファンが多いはずなので、何か面白い部分があるに違いない。と、期待しています。
○キャラ紹介
□望月冬夜
本作のちょっとアレな主人公。なんでも作れるし、なんでも解決する男。
作者がやらせたい(やりたい)ことが多すぎて性格や行動理念が不可解。自分より下だと確信した後の言動が偉そうにするのはどうかと思う(六話にて)。
碁盤から拳銃まで作るマルチな活躍で周囲から尊敬されている。
拳銃を警告無しに撃ったり、気に食わない相手にスリップの魔法を仕掛けたりと、ややサイコな一面もあるもののそれも魅力の一つ。
積極的になったり、消極的になったり二重人格か何かなのか(11話)
□エルゼ・シルエスカ
詐欺被害で困っているところを冬夜に助けられたというベタな出会い方をしたヒロイン。
戦法は無属性魔法「ブースト」の使い手で腕力を底上げして敵を殴るという男らしいもの。
女の子扱いされただけで惚れるチョロイン。
□リンゼ・シルエスカ
エルゼの双子の妹。何故か姉より胸がデカくやや棒読みな声。
冬夜に魔法やこの世界の常識などを教える。OPでくるりと回って魔法を放つという意味不明な行動をしている。
いつの間にか冬夜に惚れており、鈍感シーンではやきもきしている。
五話にて冬夜に着替えをスマホの魔法で覗かれてしまうなど作中で最も下着を見せるキャラ。
11話の{netabare} ラストで嫉妬からの突然のキス。もうアカンぞこのアニメ(笑) {/netabare}
□九重八重
ござる口調の侍。巨乳で大食い設定ではあるがそれで何か面白い展開になったことはない。
OPでキレの無い斬撃をしている。
□ユミナ・エルネア・ベルファスト
親父である王を救った冬夜に一目惚れしちゃった12歳。
人の本質を見抜く魔眼の持ち主であるのだが、王の暗殺者を見抜けなかった時点で節穴だと思われる。まあ主人公sugeeeするためだけの設定なのだろう。
声は一番可愛い…かも。
正妻として周りをまとめたいのは分かるけど、空回ってる。
11話感想
悪い意味で話題になってるので便乗。
10話に引き続き、異様にテンポが悪くなりこの最終回手前になって強大な敵の出現や謎の回収をやらずラブコメをしだすという謎の構成。
バビロンの空中庭園を管理するロボに、スカートを履くように言っただけで主人として認める狂った展開。
彼女気取りのリンゼ、からのロボのベロチューなど頭がどうにかなりそうな展開が続きこれをどう収集するのか見てみたいです、どうせ収集しないんだろうけど。
妖精族のリーンが比較的?まともなキャラなのは不幸中の幸い。
この展開で次回が最終回なのが本当に信じられない。
○最終回まで観た感想とまとめ
四人の仲間を嫁にする宣言からの、新キャラ投入という原作販促としては及第点なラストでした。
アニメ自体は及第点どころか、赤点な出来ですがまあ楽しめれば良作。
二期とかは要らないです。