過たる さんの感想・評価

4.0
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

勝負の駆け引きよりバトル、恋愛もの

原作未読。１期は何回も見た。

アニメ1期のような対戦相手との駆け引きを期待したらガッカリすると思う。
ただ音響効果や演出は１期と同様によく出来ていたと思う。

作品の時系列的には1期1話で説明があったように、テトが不戦勝で唯一神の座に君臨するまでの話。
だから見てる間も結末は何となく想像できた。

見どころは、エクスマキナであるヒロインのシュヴィが人の感情を理解する過程だと思う。
でも時々コメディのように
リク「空気読め」
シュヴィ「大気の状態がどうしたの？」
みたいなやり取りが幾つか出てきた。

終盤のバトルシーンは迫力も有ったし、泣けた。
一番胸に刺さったのが
{netabare}対ジブリール戦で、いよいよ壊れてしまうというところで
シュヴィが他のエクスマキナに自分の感情データを送信するシーン。
恥ずかしいから、本当は渡したくない。なんてセリフは初期のシュヴィでは考えられない感情だし、グッと来るものがあった。
{/netabare}

特典の漫画兼小説は、おそらく映画とは無関係な内容。