◇fumi◆ さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
まずはその幻想をぶち壊す!!と、上条当麻はキメ顔で
2008年から2009年にかけて放送されたテレビアニメ 全24話
原作は鎌池和馬のデビュー作のライトノベル 1期は6巻までのストーリー
監督 錦織博 構成 赤星政尚 制作 J.C.STAFF
とあるシリーズは禁書目録1,2期、超電磁砲1,2期、の合計8クール
さらに「劇場版とある魔術の禁書目録-エンデュミオンの奇跡」
「とある魔術のインデックスたん」があり、
原作やコミカライズやゲームを含めて、好みに合えば楽しみは多い作品。
舞台は東京都西部と言う設定の下に、立川駅と多摩センター駅を主に、
東京西部中心にロケが行われたようだ。
超能力が科学によって解明された近未来の学園都市を舞台に、
イマジンブレイカーという能力を持つ上条当麻と、
10万3000冊の魔導書を記憶した少女インデックスを中心に物語は始まる。
御坂美琴 中学2年生の少女 レベル5の超能力者、能力「超電磁砲」を 持つ。
一方通行 学園都市首位の超能力者、一方通行(アクセラレータ)の能力。
神崎火織 女性魔術師 天草式十字凄教の女教皇
土御門元春 魔術師にして能力者 多重スパイ
浜面仕上 無能力の不良少年
シスターズ 御坂美琴のクローン達
月詠小萌 アラサーかアラフォーの合法ロリ先生 身長135cm
この世界においては、超能力=科学 魔術=別次元事象 と扱われる。
イギリス清教 ローマ正教 ローマ帝国分裂により別れたキリスト教がモデル。
今、観直してみて驚いたことは、リアルタイムで観ていたころより10倍は面白い。
当時は情報が無く、原作を読んだ人のための作品的な疎外感を感じたためと思われます。
病的なセリフの登場人物たちだが、設定を知るとスムーズに理解できるようで、
前情報なしで楽しむのは難しいかもしれません。
とは言っても、萌え萌えヒロイン達を見るだけでも楽しめるようにはなってます。
理解するために必要な最大の情報は、シリアスドラマではないということ。
それなりのつじつまを合わせつつ、面白ければそれでいいという創作技術を受け入れる余裕が必要なんだと思った。
当時ぼーっとして観ていたのですが、
再視聴では8クール+劇場版、普通に楽しめそうで一気観するつもり。
まあ、なんといっても近未来学園都市の描写が快感の面白作品として、
偏見なく楽しめればと思います。
発表順は禁書目録1期→超電磁砲→禁書目録Ⅱ→超電磁砲S→劇場版
実は時系列的に観てるのですが、どうも発表順に観たほうが流れがつかめるようでした。
クライマックスにSが来て、劇場版でクールダウンがベストのようです。
全部人気が高いようですね。
当時は街中に設定された風力発電の風車が衝撃的でした。
その後、様々なアニメに普通に登場してますね。
イマジンブレイカーの発想元はビアズアンソニーの「魔法の国ザンスシリーズ」の、
初期主人公ビンクの持つ魔法無効化魔法だと思います。
魔力を持たないとして魔法の国から追放されたビンクは、
魔王ザンスを封印するほどの史上最強の魔法使いだったのです。