ギバチサナ さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
優等生アニメ〜ヤンデレ調味料〜
「わたし、見えるんだ…」って、見えもしない幽霊を誇張して周りに霊能力アピールをする女の子が4人に1人位の確率でいるように(統計)、当作のヒロインもそこにカテゴライズされる人種。
しかし、このヒロインは将来、この時の事を思い出して枕に顔を埋めバタバタしたりはしないだろう。
同時に、周りも冷やかすとかそういうことはせずに、「あんなことがあってからもう●年か…みんな、大人になったよね」となんなら慈しみを以て振り返りそうな空気感だ。
私が感じただけとは思うが、この作品の登場人物は、感情表現がとても嘘くさい。
匂いもなければ、未来の姿も想像出来ない。ずっとあの空間から時間が止まっていそうな感じというか。ファンタジーではないのだが、絵空事すぎて私には向いていなかった。
少なくとも私は、皆で1ヶ月という短いスケジュールの中、頑張ってこさえた作品を、私情でほっぽり出すヒロインが大嫌いだ。それを許容するクラスメイトも頭おかしいんじゃないかと思う。あくまでも私感です、私感。
ただ、そういう絵空事が許されて実現しそうな青春を描いた、という事で納得はしている。
1番リアリティあったのは田崎の後輩