北山アキ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
タイトルなし
原作未読
最後まで観て
取り巻きキャラを増やしながら、活躍機会を与えず、マフ君無双に終始したのは残念。
マフ君に相談されていないから側近とは言えず、さすおにキャラになっている。
敵役も魅力不足。
軍師ねえさん以外活躍しないし、脳筋坊主将軍をラスボス?扱いは役不足。
トルキエの主力兵器である馬に対する対抗策が無く、ローマ帝国軍のような戦い方に固執したのも残念。
漫画なのだから、同じパターンを繰り返すより、ポスト・モンゴル帝国(この辺はトルコじゃなくモンゴルだよな)の戦い方まで飛躍してほしかった。
ネガティブなことばかり書いたが、全体を通してというより、シーン単位で良いところはあって、最後まで楽しめた。
14話まで観て
時代背景が説明されないので、よく分からんところが多い。
外交が確立していないということは近代国家が成立していないことになるので、中世的な世界なのだろう。
兵器や軍制はその時代のものに見える。
貨幣制度は全く不明。(勝手に想像すれば、中世だし、金又は銀は世界的に流通しているけど、金融当局は成立していない状況かな)
物語のスケールに比べて人・財・物の厚みが全然釣り合っていないように感じる。
そこに目をつむれるなら、あとはキャラ目線で作中世界を見て、キャラの心情や信条に伴走できるかどうかで好き嫌いが分かれるかも。
平和と言いながらリアルポリティクスを実行する人物造形は、僕は結構好きです。
寒い土地の人や乾燥した土地の人が、より良い土地を求めるのは当然。
現代の技術(化石燃料、暖房器具、利水、治水等々)があれば、それらで戦争する可能性は小さくなるわけだが、それが無い世界だから、戦争回避は困難。
物語の方向は、普通に考えて、トルキエとバルトラインの戦争に向かってるんだろうな。
1話観て
良い掴み。
まず、剣と魔法みたいな世界ではなくて安心。
まじめ鷹匠官僚の主人公も好感が持てる。
「真田太平記」は好きだが「アルスラーン」は好きではない。
「アルデラミン」くらいになった場合見続けるか迷うだろうな。