シン☆ジ さんの感想・評価

4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

名作に化けた。。可愛いく切なく心に残る青春ラブ&コメディ

さすがのA1-Picturesクオリティは健在。
むしろ場面によってはさらに綺麗に。
他にも、あらゆる面でパワーアップを感じました。
特に要所での音楽と演出は、不覚にもジワっと来る事、数回。。

ストーリーも1期より意外性があって面白味が増したかと。

～{netabare}
出だしはサービス回でしたが、まあ視聴継続への手堅いテンプレかと。サービスと言いながら加藤に関しては控え目なのは、キャライメージを考えてかな。それとも円盤特典か何かかな。ワタシヨクワカリマセン。。

キャラに関しては、やはり加藤が、設定、エピソード、演出、声、演技、どれをとっても秀逸でした。これぞヒロインｗ
cvの安野希世乃（やすの きよの）さん、「かくしごと」のラスナ役も良かったし今後の活躍にも期待です。
詩羽もちょっと捨てがたかったので、キスシーンはごちそうさまでしたｗ
加藤のキスシーンは無理だと思うので、意外性含めて良い進行だったかとｗ

演出に関しては、第１１話が特に良かった。
シーンと音楽の融合が凄く刺さりました。
調べてみると、演出は大橋一輝氏。
第５話も演出したようで、見返してみるとやはりちょっと違う感じがしました。ま、好みかも知れませんが。

2期の山場のひとつ、主人公が加藤の怒りを買ったエピソードは、倫也アホだなーとは思うけど、この物語には不可欠な出来事だったし、ヘタレ主人公にありがちで責めきれない部分もあり、仕方がないと思うと同時に、だからこそ加藤の無念もわかる、絶妙なものだったかと。でも。。あの謝り方はないよ倫也くんｗ
{/netabare}～

主人公がやろうとしている事への共感は、やはりあまり持てなかったけど、熱量は伝わってくるし応援はしたくなった。
ハーレム度も、観る方が慣れたせいもあるかも知れないけど、そんなに嫌味が感じられなかった。

終わり方も、自分としては納得。
加藤を「俺の嫁」宣言する諸兄がいるのも頷けますｗ

（2020年Amazon Primeにて視聴）