タック二階堂 さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
深淵の穴(アビス)に挑む者たち。
隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された
秘境の大穴『アビス』。
どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、
奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では
作りえない貴重な遺物が眠っている。
「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、
冒険へと駆り立てた。
そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、
次第に『探窟家』とよばれるようになっていった。
アビスの縁に築かれた街『オース』にクラス
孤児のリコは、いつか母のように偉大な探窟家に
なり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。
そんなある日、リコはアビスを探窟中に、少年の
姿をしたロボットを拾い……?
(公式より)
というお話。
まるでジブリ映画を観ているかのような、圧巻の
作画。キャラデザは、ちょっと子供っぽいけど、
そんなことを気にさせないほどの作り上げられた
世界観に感動すら覚えました。
TVアニメで、ここまでやるか?
ストーリーも、骨太なファンタジーを感じさせる
立ち上がり。これは、今期の大本命がいよいよ始動
と思わせる初回だと思いました。
ただOP(初回のみED)がなあ…
いかにも声優が歌ったアニソンらしいアニソン。
この作風なら、もっと何かあったんじゃないかな。
まあ、ともかくもちろん継続視聴です。
=======第4話視聴後、追記です。
{netabare}
いよいよアビスに降りていきます。
ホント、体感5分くらい、展開も内容も適度な
バランスで観ていて心地いいです。
そういう作品は良作なのでしょう。
いよいよ深界二層~誘いの森です。
続きが楽しみです。
{/netabare}
=======第5話視聴後、追記です。
{netabare}
深界二層~誘いの森に到達したリコとレグ。
遠くから助けを呼ぶ人の声のするほうへ向かうと、
巨大な鳥のような生物が探窟家を食べている……。
というお話。
遺体からハエのようなものは飛ぶわ、鳥にさらわれた
リコを助けるとゲロまみれだわ、いよいよグロ表現も
出てきていますね。
このキャラデザだから、なおさらエグいというかw
パッとしない夏アニメの中で、これが群を抜いて
面白くなってきました。
{/netabare}
=======第12話視聴後、追記です。
{netabare}
いやあ、もう圧巻の一言です。
こういう作品こそ、2クールでじっくりとやるべき。
そして次回は最終回1時間スペシャル。
楽しみです。
{/netabare}
=======最終話視聴後、感想です。
{netabare}
ナナチとミーティの過去、そして現在までの経緯が
語られます。レグにミーティを殺してほしいという
ナナチの想いも。
レグの火葬砲が、なぜ火葬砲というネーミング
なのかということも、ここで分かりましたね。
そしてリコが目覚め、アビスの底へと旅立つ
準備を整えていきます。しかし、深界五層~なきがら
の海では、白笛・ボンドルドが悪しき実験をしつつ、
ナナチを待つというところで終了でした。
{/netabare}
今期で1番の作品だったのは言うまでもなく、
ここ数年でもかなり上位に位置付けられるほど、
すべての面で高い水準の作品だったと思います。
ここで終わりではいけませんよ。
これは2期をやらなければダメです。待ってます。
※2020年1月、追記。
劇場版「メイドインアビス-深き魂の黎明-」公開に
合わせ、2期の制作が発表されましたね。
楽しみです。