ninin さんの感想・評価
3.7
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ダブル主人公
原作未読 全12話
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)のスピンオフです。本編ダンまちを先に観ることをオススメします。
神様が運営しているファミリアとよばる冒険者たちの集団が多数いる世界。地下迷宮「ダンジョン」を冒険するファミリアたちを描いた作品です。
また、本編にも出てくる剣聖アイズ・ヴァレンシュタインと同じファミリアの新人魔導士レフィーヤ・ウィリディスを中心に女神ロキが運営しているロキファミリアの活躍を描いています。
本編と時間軸を同じくお話が進むので、本編の主人公のベルくんや例の紐で有名な女神ヘスティアなど本編キャラも端役で出てきますね。
アイズがほぼ無表情・無口なので主人公としては弱かったのか、新人のレフィーヤをもう一人の主人公として二人を絡ませるのは分かるのですが、結果的にアイズのことを描きたかったのか、レフィーヤの成長を描きたかったのか焦点がぼやけてしまって、えっ!もう終わりと中途半端な感じでした。
色々な伏線がありましたが、全然回収されていません。{netabare}(陰謀、敵との決着、過去の秘密もどれも中途半端でしたね){/netabare}
続きがないようであれば、原作販促作品としか思えない内容でした。(続きは原作で!みたいな)
ダンまちのキャラがたくさん出てきますので、ダンまちが好きな方のボーナストラックとして割り切って観るのもいいかもしれませんね。
OPは本編と同じく井口裕香さんが歌っています。爽やかな感じですね。EDは鹿乃さん、作画も曲もほのぼのしていました。
最後に、脇役であるティオネ・ティオナ姉妹が一番目立っていて一番好きなキャラでした。