ピノ さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
とても丁寧な作品だと思います
タイトルは漱石の言葉なのは周知の事実ですが、内容は太宰の作品の中でも数少ない、ハッピーエンドで終わる「はしれメロス」を彷彿としました。
葛藤や嫉妬、負の感情を乗り越えつつ、大切なのもは何なのかに気付き、そして結果を残す最終話は、それまでの伏線(OP含め)を回収し、心に残る1つの作品を見終わった、と言う心地好い余韻に浸らせてくれました。