-萩- さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
タイトルなし
1話の時点で不穏な空気だったのですが…
本日ニコ動で最終話を見ました。
あぁ、あのシーンはここに繋がっていたんですね…
一瞬の邂逅からの予期せぬ再開。
妖精兵達に課せられた過酷な運命。
秘められた妖精兵、獣の真実。
徐々に前の生の記憶に侵食され色んな事を忘れ行くクトリ。
一度は倒れるも、再び起き上がり、忘れた事を覚え直し、ヴィレムと仲間達と残された時間を過ごす…
だけど平和な時間はいつまでも続かず、秘書としてヴィレムと共に戦場へ。
軍の無能上官の行いにより獣に飛空挺が襲われる。
既に力尽きて記憶もほぼ無く前世の自分と共に今起きている出来事を見ているクトリ。
最後の力を使い、自分が消える事も厭わず、大好きな人へ大切な言葉を伝える為に最期の闘いに挑む。
前世の自分も「がんばれクトリ!」と背中を押してくれる…
ネフレンと共に落ちたヴィレムを助け、敵と傷付きながら戦うクトリ。
敵を殲滅してヴィレムへ伝えたかった言葉
「ありがとう」
挿入歌のスカボロー・フェアの旋律が切なく儚くて、号泣してしまいました…
ヴィレムとクトリ、お互いがお互いに幸せを、安らぎを、色々な物を貰っていた。
クトリは世界で一番、幸せな女の子として生を全うした…
メリーバッドエンドだけど、とても感動した、素敵で悲しいお話でした。
原作が気になりますが、もっと酷い()と言われてるのが気になりますw
全5巻。3巻までがクトリ、残り2巻は…更に新シリーズも…
いつか手に入れて、じっくりと読んでみたいです。