タック二階堂 さんの感想・評価
2.8
物語 : 1.5
作画 : 2.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:途中で断念した
国が決めた結婚に抗う恋愛物語と見せかけたご都合ハーレムの予感も…
国家の少子化対策政策として、男女16歳になると
政府が決めた相手と将来結婚しなければならず、
それまで恋愛は禁止だという「ゆかり法」に
縛られた世界。
根島由佳吏(なんで法律名と一緒にしたかなあ。
なんかの伏線?)は、小学生の頃からずっと
好きだった高崎美咲(ずいぶんと巨乳やな…)に
政府通知の前日に想いを告げる。
すると、なんと美咲もずっと由佳吏に想いを寄せて
いたという。
晴れて両想いと分かったふたりは、熱いキスを
交わすが、無情にもそこに現れたのは厚労省の
通達人であった…
という初回。
まあ、多少のご都合展開はあるものの、概ね
納得のいく範囲内です。キャラデザは、あまり
好みではありませんが(美咲のスタイルは好み)、
原作絵がこんな感じっぽいので、まあ、うん…
ここに、ゆかり法で決められた真田莉々奈と、
由佳吏の親友でイケメンの仁坂悠介が絡むという
展開なんでしょう。危惧するのは美咲の相手が
悠介という超ご都合展開にならないかということ。
スマホに届いた通知が美咲だったときは、いや
いくらなんでもそんなご都合主義は…と顔をしかめ
ましたが、幻影なのかなんなのか、上手いこと
ひっくり返しました。まあ、今後の展開が
気になる初回ではあります。
=========第2話視聴後、追記です。
2話で、一気に評価急降下です。
由佳吏の、こういう系によくありがちな、
ウジウジした性格にイライラはまあ。
そもそも政府通知って、どんだけの強制力なのか
謎。由佳吏と莉々奈のゆるい認識。のわりに、
クラスメイトに結婚しないとか言うと、それは
許されない的な反応。
莉々奈が美咲に由佳吏の魅力を聞くくだりも、
つむじがいいって…
いや、なんというか、非常にアホらしい展開。
結局、なんでこんなのがモテるんだという、
変化球のご都合ハーレムなんじゃないかと。
ニセコイと似たようなものかなあ…
次で判断します。
=========第3話視聴後、追記です。
オドオド、キョドキョド、ビクビクの主人公を
2人の女の子が押し付け合う話になってきました。
莉々奈が高崎さんと毎日キスしろって言ったり、
よく分からない流れで本当にするし、
BL要素をぶち込んでくるし…
うーん…
次で判断します。
=========第4話視聴後、追記です。
何が問題でイマイチだと感じているのか、列挙
してみることにします。
・莉々奈の行動に脈絡がない
政府通知なんか関係ないとか言っている割に、
由佳吏となんやかんや絡んでいるし、今回では
両家のキャンプに高崎さん呼ぶし。
・由佳吏のウジウジオドオドしたキャラ
今回も莉々奈に高崎さんとキスしたか問い詰め
られ「どどどど、どうしよう><」的な。
高崎さんも自分を好きだと言った相手が、
しょっちゅう莉々奈(いくら政府通知の相手
とはいえ)と逢って、仲よさげ(に見えるはず)に
しているのに、流されまくっている由佳吏が
特別な人とか言っちゃってるし。
・厚労省の職員がいい加減な件
初回で何の手がかりもないのに、通知を渡す
由佳吏が公園で高崎さんといるのを知っていて
届けに来たわりに、今回は高崎さんの家が
分からないから教えてくれと言ったり。
厚労省の人間なのに、やる気なし礼儀なしの
矢島(銀髪の男)みたいなのが担当だし。
次回予告で、どうやらテコ入れの水着回。
4人で手を繋いでホタルを見ているシーンの
描写があって、さすがにもう続きを観なくても
いいかなという気分になりました。ずっと
観ているうちに莉々奈や高崎さんが宇宙人に
見えてくるキャラデザもですし、ここで離脱します。