ローズ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
隠れオタクの荻上参上! 果たして『現代視覚文化研究会』は惨状の舞台となるのか・・・
げんしけんのOVA作品というよりは、1期目の続きと考えたほうが分かりやすいです。
1期目の終わりが、笹原が大学2年生を終わったところです。
OVAでは、3年生になって新入生を現代視覚文化研究会・げんしけんを勧誘するところから始まります。
1年生の時にげんしけんを追い出された2年生である朽木学(くちき まなぶ)、通称・クッチーはウザキャラです。
まあ、クッチーはどうでもいいかな^^;
やはりメインとなるのは、荻上千佳(おぎうえ ちか)でしょう。
特徴的な髪型やオタク批判の言動など、げんしけんの個性的なメンバーに混ざっても光を放っています。
お団子頭というのかトサカの様な髪型というのか、かなり個性的です。
他のサークルでいざこざがあった時に窓から外へ飛び降りる等、自己主張の強さもうかがえます。
自分自身のオタク趣味を隠してオタク批判する気持ちは分かります。
周りの重症患者と同じように見られたくない感覚ですね。
ただ、荻上さんのオタク趣味が露見した時やコスプレに誘導された時に顔が真っ赤になるところは可愛い照れの箇所ですね。
1期目の線が崩れている作画よりも改善されています。
人物の感情が表に出た時の描写は相変わらずなのですが^^;
高坂君の髪の毛の色は微妙に変わったように思います。
暴れていた春日部さん以外にも、おしとやかだと思われていた大野さんのブラックな一面が見る事ができます。
・・・女って怖い。
このOVAでは名言があります。
大野さん曰く、{netabare}「ホモが嫌いな女子なんていません!」{/netabare}
・・・本当なのかな~。一部のマニアの趣味・嗜好だと自分に言い聞かせます!
新メンバー加入など、げんしけんを完走するには外せないOVA作品でした。