アトランティス さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
世界が待ってる 明日の産声を
歴史上日本に大被害をもたらしたWW2が発生せず
メタンハイドレードの過剰採掘によりプレートがずれ
日本の国土の大半が水没した時代。。
国土保全のため、次々と築かれた海上都市を結ぶ航路の増大に伴い、
海を安全を守る多くの人員が必要になっていった。
それに伴い、女性職業の海上進出化も進み海の安全を守る職業「ブルーマーメイド」が女生徒の憧れとなっていた。
これはそんな彼女たちの一抹の奮闘劇。
駆逐艦「晴風」で日々を共にする彼女たちの成長物語である。
概要はこんな感じです。
絵柄が絵柄だったので女の子がわちゃわちゃやって終わりだと思っていたのですが、全然そんなことはなくちゃんと真面目に戦闘やっていました。_(._.)_
出てくる艦艇は主に大正~昭和時代にかけての艦艇で
「明石」「武蔵」「比叡」
「信濃」「アドミラル・シュペー」「晴風」などなど。
これらの船が現代風に所々オートーメーション改造がなされていて
ブルーマーメイドを目指す少女たちが乗るということです。
戦闘や緊急時の緊張感は、機関部や艦橋、また砲雷員や航海員らの
切迫したやり取りがテンポ良く行われていて良かった。
本当に「その場のピンチをみんなで乗り切っている感」が伝わって来ました。
僕は機関部のノリが好きでした。(いつもは嫌々言っててもやるときにはやってのける)
戦闘だけではなくて、艦長(みんなをまとめる立場に立つ)とはどういうことなのか、そういった心の葛藤劇があったのもぐっどでした。
最後は普通に感動してしまいました(;_;
{netabare}晴風が役目を果たして沈むシーン、それを涙ぐみながら見つめるみんなを見ているとこっちまで泣けてくる…泣 たくさんの危機を乗り越えみんなの危機を守った、そして危機にいる仲間を救った晴風にはお疲れ様といいたい。晴風には雨をも妨げるいい風が吹いている。{/netabare}
女の子たちがわいわいいちゃいちゃやって可愛いアニメとしても
海の上で闘う女の子と戦艦の戦闘をしっかり見届ける戦艦アニメとしても
双方の意味で良い出来のアニメだと思いました。
レビューのタイトルはTrySailのOPより付けました。
確か何かのアンケの2016年上半期のアニソンランキング1位に入っていましたよね。
「High Free Spirits」/TrySail
アニソンをきっかけにアニメに興味が出ることもあるかもしれないのでぜひ。