天啓 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
脱・テンプレハーレム
ゲーム製作サークル ブレッシングソフトウエア面々の織り成すらハーレムラブコメ
第一期はほんとにテンプレハーレム作品だったけど
この♭(二期)は 良い意味でテンプレを脱してテーマ性も出てきて
すごく良くなりました。
前半からゲーム製作に情熱を注ぐ彼らの姿を描き、その日常にハーレムラブコメ要素を添加した感じ
後半に入ると、クリエーターとしての情熱。葛藤・プロ意識としうテーマにシフトして行く
エリリのイラストレーターとしての妥協を許さぬ姿勢とか、締め切りには絶対間に合わせるというプロ意識
そして、そんなエリリの実力を認める詩羽
いつもはいがみあっている二人だがお互いリスペクトしあってる感じがとてもよかった
そして、有名ゲームの新作への誘いもあり、ブレッシングソフトウエアを辞め、更なる高みに行こうと誘う詩羽
クリエーターとしての成長を期待する 詩羽の姿勢には熱いものを感じてしまった
それを理解し、二人を応援すると言った倫也
大阪への出発シーン(実は乗り遅れ)では思わず貰い泣きしてしまった。
{netabare}加藤を初めて見かけた坂道で何故か泣き出す倫也 {/netabare}
二人を失った喪失感からなのかな?
それに優しく手を差し伸べる あの日の姿に戻った加藤恵
このシーンも良かったです
高校3年の始業式 新しいブレッシングソフトウエアの始動を予感させ
それを隠れて見守る?詩羽と柏木エリ
とここで、ひとつの疑問
あの有名ゲームの製作はどうしたんだよ!
そんなところで油売ってていいのかよ!?
とね
さてさて、この二人はブレッシングソフトウエアに戻ってくるのでしょうか?
相変わらず作画・キャラデザがとても良かったです
詩子の黒タイツ、スカートの裾周り強調と相変わらずあざとい部分はたくさんありますけどね(笑)
繰り返しになりますが、二期はクリエーターとしての成長をテーマにし、単なるハーレムラブコメから完全に脱しました
良い作品になりました。
OPは前作と同様 春奈るなが歌っていますけど 個人的には前作OPの方が好きでした。