アニウォタ さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
知ってた。
私は異方存在ではありませんが、遅かれ早かれこうなることは分かっていました。
何度となく経験してきた感覚です。1話の掴みがピークで3話くらいまではかなり面白いんだけどその後は失速し駄作となるパターン。
それはこのアニメのように超常的な存在だったり、世界観や人間の倫理観が、現実の物とかけ離れていればいるほどなりやすいです。
やはり全くの無からの創造は難しいという事なんでしょう。
現実世界の(日本の)倫理観という下地が無いとすぐに辻褄が合わなくなったり作者の都合の良いように話を動かしてしまうという事なんでしょう。
話が逸れましたが、これはそういうアニメの中でも大分長く持ったほうだと思います。
{netabare}
普通であれば異方存在ザシュニナの出現の後すぐに後半のようなバトル展開が始まって、やっぱりな。
となる所ですが、
{/netabare}
中盤に異方存在からもたらされた、ワムやサンサなどの物の設定は良く出来ており、それに対する人間の動きなどなかなか楽しめました。
むしろ最後の数話以外はかなり良いアニメだったとさえ思います。
むしろこういうアニメはどう着地すれば良かったのか想像も出来ません。
大人しく会話劇で終了させてしまうと肩透かしを食らったようになってしまうし、{netabare}このアニメのようにバトル展開になると急にチープな感じになってしまうし・・・{/netabare}
それを考えると十分善処した作品なのかも知れません・・・
良い点
・サラカかわいい
・子供かわいい
悪い点
・急展開
・ザシュニナがホモくさい