moaimoai さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
環境を変える感情
{netabare}英梨々(と詩羽)の引き抜き{/netabare}の話は似たような経験を思い出しました。私の場合はスポーツですが。
{netabare}団体スポーツで強豪でもないチームの中で、特段飛び抜けた才能の選手が「周りの選手に合わせる」ことで伸び悩むこと。
単にチームの中で1番上手く、実力差も一応後者が目で捉えられる範囲であればなんとか対応出来るのですが
あまりにもかけ離れている場合は、例えば自分の求めるプレースピードに誰1人対応出来ない。そのためチームの中でうまく連携できず独りよがりのプレーヤー扱いになることもしばしばあります。
そこでプレースピードを1つないし2つ落として、結果としてチームの連携が高まり、また各選手のレベルも1つ上がっていく。
日本の場合は、特に部活はこうした選択をせざるを得ないことが往々にあります(独りよがりのプレーを続けていては試合にも出してもらえなくなる)。
ですが、チームに合わせたプレーを選択することで個人としての成長が鈍化してしまうジレンマが生まれます。
そこで、自らの意思で環境を変える選手も実際にいます。
逆に初めは秀でた才能を感じられなかった選手が、競争力の高い厳しい環境で切磋琢磨しながら最終的に大輪の花を咲かせることも"稀に"あります。
メディアでは「チャレンジ」として、こちらを取り上げることが多いです。
環境を変える・選ぶことを「チャレンジ」の一面で語られることが多いですが、自分の成長の為に"変えざるを得えなかった"という面もあるということ。{/netabare}
今回の話から実体験を色々思い出しました(^ ^)♪