こたろう さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
考えさせられる作品
始めに決してイジメを肯定するわけではないので誤解のないようお願いします
ただこの作品の登場人物全員の気持ちがなんかわかるな〜と感じました。
西宮硝子の気持ちや想いは障害を持たない私には想像を絶するところではあると思いますが…
小学校6年の時、聾唖の少女硝子が転校してきた所から話しが始まります。
ガキ大将の石田将也は気になりますがどう接していいかわからない。その為ちょっかいや悪戯をしかけます。しかしそれはだんだんとエスカレートしてしまう…
まだ善悪の判別も曖昧で自分のしている事の重大さ、卑劣さに気付かない年頃のこと。周囲も少なからず囃し立てる。そのせいで将也はなにも気付かないままイジメを続けてしまった。
植野も最初は面倒見の良い姉御肌でしたが背負い・背負わされすぎた。
硝子は友達になりたい。みんなの話しを聞きたい。ですが自分の事で周りに迷惑がかかる事も分かっているその為振り絞った作り笑顔とすぐに謝ってしまう癖というか処世術が出来てしまった。
全キャラ語るととんでもない長文になりそうなんで割愛します(汗)
簡単に纏めますと、、
小学校時代の担任がダメすぎるだろと思います
将也が悪くないわけではありません。
ですがもっと早く手を打てたでしょう。
1人に全てを押し付けて先生としては楽でしょうけどね、人間としては最低です。
ストーリーは硝子の健気さや壊れそうでギリギリで繋ぎとめている心が見ていて切なく思います。
将也の心の傷、罪の意識
硝子の優しさ、健気さ
植野の本当の気持ち
結弦の想い、責任感
自分が同じ立場ならと色々考えさせて貰った素晴らしい作品だと思います。
硝子ちゃんめっちゃ可愛い!
早見沙織さんさすがやで!!!!