Qoo さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
故郷組の目的は…?
・大迫力の立体起動装置によるアクションシーン
・予測不可能、奇想天外な物語展開
・巧妙に散りばめられた伏線と徐々に迫っていく巨人の謎
・澤野弘之の監修するシーンを盛り上げる最高のBGM
・絶妙なタイミングで次週へ 見事なクリフハンガー
どれをとっても一級品なアニメです。
ただ、1クール12話というのは少々物足りなかったです。
誰もが気になっていた故郷組の目的は?という謎も結局は明かされず、ただもやもやした感情だけが残りました。
積もりに積もった謎の答え合わせは来年のSeason3に期待するしかないですね。
張り巡らされた伏線も必ずや回収してくれるという信頼があるからこそ楽しみです。
{netabare}
個人的にお気に入りだったのは6話と8話と11話。
ライナーの例の衝撃的告白を、あんなサラッと会話の中に紛れ込ませた作者様には脱帽です。
8話はハンネスのこの台詞に尽きますね。
「やっぱり俺は役立たずの飲んだくれ兵士で十分だったよ。」
それまでの話りも回想シーン相まって説得力抜群でした。
あとはなんと言っても11話のエルヴィン団長。あれは痺れた。
あのシーンで一気にファンになってしまった方々も多いのではないでしょうか。
またBGMの使い方が絶妙で、各シーンを大いに盛り上げてくれました。
逆に残念だった部分は
ほぼ違和感なかったですが、7話での超大型巨人の3Dアニメ化。
10話での巨大樹の森の中を逃走するライナーとベルトルトの立体起動シーン。
舞空術かと思わせるほど滞空時間が長かったり、後ろを見ながら飛んでいたり。
もう少しコマ数を割いて動きをつけて欲しかったです。
また今シーズンは回想シーンが多かったと思います。
8話から10話は視聴者に情報を開示したり感情移入させるためのパートでしたが、物語の進展が少なくもやもやしました。
ダレないよう何か一つ工夫が欲しかった。
11話の盛り上がりがだからこそだと言われてしまえばその通りなのですがね。
{/netabare}