「ef - a tale of memories.エフ・アテールオブメモリーズ(TVアニメ動画)」

総合得点
87.5
感想・評価
2435
棚に入れた
12463
ランキング
150
★★★★☆ 4.0 (2435)
物語
4.1
作画
4.0
声優
3.8
音楽
4.1
キャラ
3.9

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◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

13時間LOVER 45秒未満の邂逅から始まる伝説のラブストーリー

2007年放送のテレビアニメ 全12話

原作はminri制作のアダルトゲーム「the first tale」2006年と「the latter tale」2008年

監督 大沼心 構成脚本 高山カツヒコ キャラデザ 杉山延寛
総演出 新房昭之 制作 シャフト

シャフトには珍しいアダルトゲーム原作アニメ。
efシリーズの一期となるが、順番にみないと理解できないらしい。
ゲームストーリーは知らないが、このアニメのキモとなる「千尋ストーリー」は、
この時点では発売されていなかった2本目からとのこと。
ゲームの時点でヒロイン攻略ではなく、ストーリー鑑賞性に主軸を置いているため、
よくあるルートによるヒロイン分岐が無い。
おかげで、ストーリー性の優れたアニメ制作にプラスとなった。
舞台のモデルはドイツのハイデルブルグ、ローテンブルグ。

監督の大沼心はこれが初監督、その後現在に至るまで最も売れっ子のアニメ監督である。(バカテス、シーキューブ、ココロコネクト、イリヤ等)

海に近い無人駅(音羽駅)、麻生蓮治は一人の少女に出会う。45秒未満の邂逅。
宿命の少女「新藤千尋」との触れ合いは、悲しくも幻想的な情景と共に心に流れ込んでくる。
物語の主題である現実的なもう一本のストーリーとの絡み合いは、見事な演出効果。
恋は愛に変わり、お互いの体を抱きしめる二人。
幻想的なラブストーリーと、普通のラブストーリーの2本の流れが交わうのは、続編になるようです。

未見の方にはお勧めします。涙の雨を降らせてください。
エロゲ調のキャラは伝説性を出すための演出です。
キャラ最重視のゲーム原作アニメとは一線を画した名編

投稿 : 2017/07/03
閲覧 : 443
サンキュー:

31

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