天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観たい
ネオSFスーパー英雄(?)列伝83
ちょっと今回は真面目な話をさせていただきます。
日本最初の3本のアニメ作品のひとつであるこの作品ですが、残念ながら現存しておらず観る事が出来ません(H29.6.15現在)
なお戦前に作られたと思われる猿蟹合戦を題材としたアニメは、3本あります。
1本目は1917年に製作された北山清太郎の「猿蟹合戦」で、最初の3本の1作品として知られています。
ここでは猿と蟹(サルとカニの合戦)で登録されてますが、年代と解説から
これがそうだと思われます。
2本目は1927年に製作された村田安司の「猿蟹合戦」で、これは現時点であにこれに登録されていません。
写真などから見るに、侍の体の上に蟹がのっかっているというなかなかシュールな絵でインパクトがあるますね。
3本目は1930年に製作された政岡憲三率の「新猿蟹合戦」です。
・・・ただ、感想を書こうと思っていろいろ観てみると、どうしてもこの3作品と違うと思われる作品があるんですよね(う~む)
製作は昭和初期と思われる作品で、タイトルは「サルカニ合戦」って、タイトルがカタカナになっただけじゃん(おいおい)
デザイン的には2本目の作品に近いんですけど、公開されている2本目のキャラの絵と比べると、やさしい感じの絵が動いてるんですよ。
これが、1本目の作品の映像ならいいんですけど、それならもっと大騒ぎになってるはずだし・・・
解説によると、この4本目の作品は、昭和初期フランスで製造されていた「パテベビイ」という9ミリのトーキー用に製作されたものだそうですが、人によっては2本目や3本目の作品として紹介してるのもあるし、正直分かりません(汗)
誰か、詳しい方がいたら教えて欲しいです。
どうも作品の解説になってませんが、同じサルカニ合戦を題材としたアニメについての事なんで、お許しを(苦笑)