RFC さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
日常系色が増した藍青
前作のあと続けて視聴
【作品概要】
前作の後、薫が大学院生になってからの話です。
【作品に対する感想】
薫×葵よりもティナにスポットが当たった作品かと。
物語の大きな進展がなく、1期の時ほどのドキドキ感は無かったかのように思えます。
1)物語
あまり大きな物語の展開はなく、
おなじみのメンツでいろいろなシチュエーションを
描いていくような感じで、少しだれてしまった感じがします。
原作の方が大きく物語が動きそうな辺りだったのが原因かもしれません。
原作がある作品での調整の大変さはSHIROBAKOでたくさん語られてますが、
{netabare} ちゃんとゴールしてほしかったです。
バトルものではありませんが、いわゆるおれたたエンドになってます。{/netabare}
2)作画
前作からこれと言って変化はない感じです。
当時としては綺麗だったと思いますが、古さは隠しきれないです。
だがしかし、猫耳葵の可愛さは殺人的です!(力説
5)キャラ
ちかの友達二人が追加されますね。
主要キャラが薫以外全員女子って…。
6)好きなシーン
{netabare}
①ちかの天然炸裂 「一緒に住んでるヒト♡」
高校生で同棲とかセンセーショナルすぎ!
そりゃ友人の喰いつきは半端ないですよ。
まあ、実際は同棲というか共同生活みたいなもんですが。
②薫 葵 中華街デート
二人きりなぶん、いつもより自由に甘える葵が
かわゆーてかわゆーて。
後半の葵への答えはなかなか男を見せてくれました。
これまでの優柔不断な薫を払拭するには十分だったかと。
③葵×ティナ 屋根の上でのお茶会
お互い羨ましく思ってた事を告白。
お互い無いものを持ってますからね。
{/netabare}
7)流石に「?」なシーン
{netabare}
①レポート提出前にヒロインズに振り回されてる薫
状況を見ることなく場違いなフォローを繰り返す
ヒロインズもイラッとしましたが、
やるべきことの優先順位も付けられずに振り回されている
薫に一番イラッときました。
葵が止めるまでされるがままなんて情けなさ過ぎます。
こんな優柔不断で葵を幸せに出来るのか非常に疑問でした。
②シャトーマルゴーがぶ飲みしてる繭
こんなのありえないでしょ^^;
裏山鹿orz
③ティナは一体いつ勉強してるのか?
大学生は暇そうに見えて忙しい時は忙しいものです。
ここまでいつもダラダラはあり得ないでしょう…と思いました。
{/netabare}
8)原作について(余談)
2005年に終わりを迎えてます。
①薫・葵について
原作の薫の方がもう少し確りしている感じがしますね。
葵を幸せにするために何が出来るか、何をすべきか
一生懸命悩んで、努力してなんとか形にしようとしています。
最初の頃の頼りない薫に比べると最後の方はかなり変わっています。
しかし私は
{netabare}
最後の薫の決断はどうにも納得できません。
葵のためにあれだけ頑張れ、花菱の呪いも断ち切れたのですから
花菱を背負ってほしかったです。
葵だけでなく、その周りも幸せに出来る素養は
備わりつつあったように思えます。
箸にも棒にもかからない薫なら「二人だけの幸せ」でも
よかったのですが、そうでない薫になりつつあったからこそ、
納得がいきません。
{/netabare}
②ティナ・繭について
薫と葵の状況を知らない彼女達は報われることの無い想いを抱きつつ、
抵抗できない葵を無自覚に傷付ける損な役回りであったわけですが、
終盤になるに従い私の彼女達への好感度は上昇していきました。
ティナは何故あんなに薫を気にかけ好きになったのか
語ってくれますし、、
繭はその覚悟の程を語ってくれます。
{netabare}
ティナの話は結構切ない気持にさせてくれました。
特にアニメでは語られなかった1年間海外に行った理由のエピソードは。
{/netabare}
③藍青劇場
話の間にキャラ崩壊気味の4コマ漫画みたいなのが挿入されてます。
これ、凄くいい味出してます。
特に雅さんの壊れっぷりが半端ないです(笑