でんどうず さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
まさにテンプレ
アメリカンコミック系ヒーローのテンプレの様な、
と言うか完全に意識したつくり。
設定も1980年代から有る
キャラデもアメコミに傾倒してるんじゃないか?と思われる桂氏
懐かしいアメコミオオマージュと言っても良いだろう。
なんか大日本人のパクリだ?とのたまってる人が居たが
広告ネタで言ってるんだろうが使い古されたネタだ
それこそ手法としては戦時中から有る。
あからさまに設定として使ったのはアメコミだが
なぜ大日本人が起源の様に言うのか意味不明だ。
(大日本人が他所のパクリと言うならまだしも)
これを言い出すと先生が生徒と恋愛する作品は
OOのパクリだとなりかねない。
1960年代から有る日本でも映画が有名になった
アイアンマンもある意味自社と言う看板を背負って活動しているし。
営利ヒーローで言えば、1980年代のブースターゴールドが
まさにソレだろう。
日本の漫画で言えば
優&魅衣の作者が1987年辺りにスーパーマンのパロ漫画?(オマージュ?)
としてキャプテンで連載していた作品がそんな感じだった。
(だいぶ後に単行本で読んだのだが)
もっと歴史を辿れば
桃太郎とかスーパーマンとか戦時中のプロパガンダに起用された
キャラクターはある意味リアル還元広告だし。
現在でも姿こそストレートでは無いにせよ
設定の一つとして引き継がれて居る。
この作品は日本人向けに色々とアレンジされて居るが
ヤハリ若干のバタ臭さは有る。
この手の需要の範疇に入る解る人には
懐かしくも有り安心感も有り見やすいだろう。
知らない人でも需要の範疇に入る人であれば
ある意味新鮮に映るのではなかろうか?
この作品の企画のターゲット層がいまいち掴めないけど
アメリカンヒーロー物の王道を狙っているのは間違いないと思う。
それを日本風に上手く表現してるんじゃないだろうか?