アタタタタタタカヒィ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
推理だけではない作品
再編集。
確かに推理がメインの作品ですが、全体を通してみると、ラブストーリーの要素が随所に散りばめられています。後半は、運命に翻弄されながらも強く生きようとする二人の姿が描かれています。
大まかに言うと、
前半:知恵の泉を持つ(つまり頭がいい)少女、ヴィクトリカが、留学生の一弥との触れ合いによって心を開いていく。
後半:大戦が近づき、二人に過酷な運命が忍び寄る。そしてちらつく母の影…
という感じでしょうか。
ヒロインの持つ過去に、戦争が迫る時代背景が合わさって、作品はやや薄暗い雰囲気ですが、学校の場面はそれなりに明るく、鬱展開にもなっていないと思います。ヴィクトリカが可愛いのできっと気分も落ち込みません、うん。
最後は超展開からのハッピーエンド。感動するし、安心して見終えられます。
OP:Destin Histoire/吉木りさ
はとてもいい曲です。
エンディングも作品にピッタリの雰囲気を持った良曲です。要チェック!