チャチャ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
偉大すぎる親父。
【あらすじ 】
千年の古都京都を舞台に、偉大な父を失った狸の家族・人間・天狗の三者三様が、三つ巴でドタバタ劇を繰り広げる群像作品。
【スタッフ&その他】
原作 :森見登美彦。(夜は短し歩けよ乙女、四畳半神話大系)
制作 :P.A.WORKS。
1期 :13話。
2期 :現在放送中。(2017年6月現在)
【レビュー】
{netabare}正直、この作品に対しての感想というものはあまりありません。たんぶ3年も経ったら内容すら忘れている可能性があります。ただ、偉大な父を失った3人の息子達の父に対する羨望の眼差しというものは印象に残りました。本当に父が好きだったんだなぁーと。また、この作品を観る人が女性なら特に気付くと思うのですが、息子側から見る父の憧れるポイントというのは、娘側から見る父の憧れるポイントとは微妙に違うんだなぁという事も印象に残りました。
ところがどっこい、何だかんだで現在放送中の2期を観てしまっています。この作品のどこに一体そんな魅力があるのかが分かりません。まさに得も言われぬ不思議さ。というのはこの事なのでしょう。きっと流暢な美しい台詞回しが聞いていて心地良いのだと自己分析しています。
惜しむらくは、私が京都府民でないという事です。この作品は京都の神社仏閣ならびに京都市街が舞台なので、おそらく府民ならば3倍は楽しめたのではないかと思います。作画背景も水彩画のような淡い色彩で描かれていて、京都のはんなり感や雅な感じがうまく表現されていたと思います。こうなると京都観光をしたくなるのは人の子としての必定の願望ですが、土日は京都市内は渋滞地獄なので無理そうです。行くなら有給取っての平日しかありません。学生はサボりましょう。いや、サボりはダメです。{/netabare}