oneandonly さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
巨人との熱き戦い!でいいのか?
世界観:7
ストーリー:6
リアリティ:6
キャラクター:7
情感:5
合計:31
女型の巨人との戦闘の後、壁の中から発見された巨人。その正体を聞き出そうと、ハンジはニック司祭を激しく責め立てるが、ニックは脅しに屈することなく黙秘を貫くのだった。遡ること12時間前、ウォール・ローゼ南区で待機するコニーやサシャら104期生のもとに巨人が多数襲来したとの情報が伝えられる。巨人の群れが進む先には、コニーの故郷の村があった。コニーたちをそこへ向かわせるため、分隊長のミケがとった行動は……?
(公式サイトより)
第1期はあにこれ評価4.2とした作品であり、第2期も楽しみにしていたので、シーズン中に一度追いついておくこととしまして、2期は26話から開始で、34話までの感想が下記でした。
相変わらず立体起動装置でのアクションにスピード感、躍動感があっていいですね。作画兵団が頑張ってくれています。
ストーリーは、{netabare}仲間の中からも巨人化する人間が複数出現してきて、言葉を喋って馬を投げ付ける獣の巨人が登場してきて、真相がつかめないまま混乱している状態です。早く地下室に行けと。
リアリティ面では気にかかったことがありました。壁が硬質化した巨人でできているという話、成分が同じだからとかいう説明で皆納得しているのですが、ちょっと待ってほしい。巨人が人柱になったとして、あんなに綺麗な壁になるわけはないと思うのですが。誰かが削って綺麗な平面にしたんでしょうか? 100年前に壁を築いたという話だったと思うのですが、100年前程度であれば、巨人で壁を作ったということは文献や伝聞で残るのが普通だと思います。
そもそも、巨人から身を守るための壁が巨人でできていて、壁の中でも仲間の中からも巨人が発生するという展開に、何と戦っているのか、この物語の行き着くべき到着点がわからなくなってきています。ライナーの裏切りなどは、正直、ちゃんとこれまでの話に整合しているのかなと思いますし、面白いので今は良いですが、風呂敷を畳めるのかなぁとも。
キャラクターは、コニーやサシャ、ユミルなどにスポットが当たり、{/netabare}脇役が掘り下げられているのは良い傾向ですね。
OPは1期のOPに似ていて、耳が慣れてからは良くなっていますが、少しインパクトは落ちた気がします。
引き続き楽しみにしていきましょう。
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37話まで見終えて。
正直なところ、ここで2期終わりだったのか、という印象。物語の進展はゆっくりですが、3期もあるそうなのでそこは問題ないでしょう。
原作未読ですが、{netabare}コニーの村の話で締めとなったことから、人間が巨人になったってことで良いのでしょう(原因、理由はともかく)。何となく、獣の巨人はエレンの父なのではないかと思いましたが、どうなんでしょうかね?{/netabare}
(参考評価推移:26~37話4.1→調整3.9→調整3.8)
(2017.5~6視聴)
<2018.8.15、10.18追記>
3期や他の作品との比較を踏まえて評価を調整します。