いしゆう さんの感想・評価

3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

恋愛脳たちが想いをこじらせたら？　とても不器用な青春作品。

あらすじはあにこれを参照ください
放送時期：2017年1月～4月

最初はタイトルに引き寄せられました
うん！　ところで　本懐って何？　
「　本来の望み。本望。本意。　」っていう意味らしいです
一つ賢くなった気がした夜10時（　スッキリ♪　）

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主人公は高校生の男女　
彼女たちの目線で物語は進行していきます。

彼女（　安楽岡 花火　）があこがれる大人の人（　鐘井 鳴海　）　
彼（　粟屋 麦　）があこがれる大人の人（　皆川 茜　）
物語はこの4人を中心に動いていきます。

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〇観終わって
表面上は理解に苦しむ行動でも
登場人物たちの心の声が入っているので分かりやすかったです。
{netabare}
誰にも話せない想いを共有している花火と麦
同志の様な二人は苦しい想いに歯止めを掛けるように
疑似恋愛を重ねていきます　その行為はとても虚しく感じました。
{/netabare}
好きな人の前で上辺だけ繕ったって駄目ですよね
素直が一番！　完璧な人間なんて疲れるだけだし　長続きしません！
わたしは　そう思います。
{netabare}
ラストは賛否両論ありますが　わたしは好きです。
花火と麦　二人が想いを告げたことで

今までの囚われた自分から別れ
新しい次のステップに一歩踏み出した

そんな花火と麦の顔は少し大人になったように感じ
とても晴れやかで良かったです。{/netabare}

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〇最後に
恋愛脳たちが出会うと　こんな風になるの？
正直面倒くさい人たちだなって　個人的にはお腹いっぱいアニメでした

誰もが共感できる　そんな作品ではないかもしれませんが
思春期の男女が織りなす異色の恋愛ドラマ

人によっては
喉の奥に魚の小骨が刺さったような感覚を持つかも・・・

ただ　ラスト3話くらいからは　切なかったです。

以上　最後までお読み下さりありがとうございます。