剣道部 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ヤンデレ女子ではなく、ヤンデル女子が主人公(笑)
[文量→中盛り・内容→雑談系]
【総括】
モテない主人公、オタク系主人公というのはよくいますが、それが女子高生ってのは珍しい。
類似作品はいくつかあるものの、ここまで突き抜けている作品は他にないかな。
作品の大半は、主人公の自分語りというか、暗い独白というか、心の中で世間に吐き出す毒が占めていますねw
てかこの作品、主人公を「他人事として笑えるか」「ちょっと共感して落ち込むか」で、だいぶ評価が変わる気がします(笑)
EDまで含めて1つのストーリー、とも言える話がいくつかあるので、飛ばさないでちゃんと歌詞やメロディーまで聞いて欲しいっす♪
(あと、弟君は稀にみるナイス弟キャラでした!)
《以下ネタバレ》
【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
黒木智子は、人見知りであって、人嫌いではないんですよね。人見知りって、極力相手に不快な思いをさせたくない、自分が嫌われたくない、そんな思いが強すぎて人と上手く接することが出来ない人のことです。言い換えれば、色んなことに優しすぎる、本当は人が好きすぎるとも言えます。
黒木智子は、間違った方向にではあるし、結果はむしろマイナスにしか出ていないけど、現状を打破しようとはしている。そんな彼女を温かい目で見つめられるかが、評価の分かれ目でしょうか。
そんな黒木さんに贈る、勇気が出る一言です。角田光代さんの小説「対岸の彼女」の一節から……
ひとりでいるのが
こわくなるような
たくさんの友達よりも、
ひとりでいても
こわくないと思わせてくれる
何かと出会うことのほうが、
うんと大事な気が、
今になってするんだよね。
……さあ、皆さん、一緒に頑張って生きていきましょうね(笑)
{/netabare}
【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
なかなかガチでダメな主人公ですね(笑)
2話目
フラペチーノって何? 下ネタ?って(笑) オチは笑ったな~w
3話目
突き抜ける黒さ。作風だね~。こうして黒歴史を作っていくのかw 良い作画のムダ使いw 姉(妹)の下ネタ&マジ泣きには耐えられんなw
4話目
かなり下ネタに特化した回。最後のお父さん、泣いちゃうよね(笑)
5話目
無表情キャラがリアルで通用するとしたら、かなりの美女じゃないと厳しいかなw まあ、スタバのサイズは誰にも判らんよね、最初はw ただ、そこに留まらずにイスの座りにくさにまで言及したのは良かったw 一人プリクラは、「ラブひな」の「浦島景太郎」が先駆者ですw 歌舞伎町を日本昔話だったとコラボさせるなよ(笑)
6話目
乙女ゲー、主人公の名前を自分にするのはやや痛いなw なるほど~、コーラの逆噴射から蟻のコラボレーションは上手いな~と思った。ラブボで窓開けてヤル奴いるか? 史上最悪の花火シュチュレーションw いや、たから名曲をこんな雑に扱うなって(笑)
7話目
いや、魔女の宅急便やコナン、名作を次々バッサリって(笑) 自分ももし仕事してなければ、ああなるかもしれん(笑) これは、かなりヤバメなエピソードでしたねw 正直、見てられんかったw
8話目
なんかこう、胸が痛くなる話だったな……。きーちゃんの変化が怖かったw カードゲーム、ギャザリングだね。
9話目
まあ、ケーキ屋のオチはかなり早い段階で予想はついてたけど、やっぱ笑えたw 天体観測…でしたね名曲だが、古い。知らん視聴者も多いだろうね。
10話目
学校の中に居場所があるってのは大事だよね。ああいう場所、私も好きですね。んで、それが無くなった時の喪失感も伝わった。放課後の教室で弁当食うシーン、寂しすぎて泣きそうになったわw
11話目
文化祭、か。。。ウチの高校、特待生は学校の犬だという風潮があり、2日間ずっと来客者に挨拶をし、スリッパを並べ、靴袋を渡してた記憶しかないなw なんか、心温まる展開。ED、かなり好きでしたね。
12話目
ゴキブリを潰したって、存在感出しすぎたよなw ラスト、個人的にはちょっとイマイチで、11話がラストでも良かったな。
{/netabare}