ぷれんばにら さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
神様とだって、絆は作れる
{netabare}BD-BOXで13話(14話)一気に観ました。
全部観終わった後、なんかとても切なくなりましたね。終わってしまうのが残念な気持ちというか。
小さい頃に出会った記憶が現実となって、高校生の仁の前に現れたナギ。最初はお互いどうして良いか分からなかったけど、一緒に暮らして色々なことを二人で経験するうちに打ちとけ合っていく。仁の学校の友達や、ナギの妹のざんげちゃんも巻き込んで、仁とナギは徐々に信頼し合うパートナーに。トラブルもたくさんあったし、喧嘩もした。でも、最後にナギが自分がどういう存在か分からなくなってしまった時は、仁はその悩みを共有し、一緒に答えを探していこうと決意して、また二人で歩み始める。
この作品で描かれているのは、仁とナギの強くて太く、そして温かい絆です。観終わった後切なくなったのは、この話を通してできた二人の唯一無二の絆を、もう観れなくなってしまうのが残念だと思ったからかも知れません。
そしてこの作品を語る上で、神前暁氏の音楽が大変重要なファクターであることを忘れてはいけません。ピアノや弦楽器を中心としたクラシカルなBGMや、幻想的なED曲は、「日本の神」をテーマにした本作品の味を際立たせています。しっとりと流れるこれらの音楽は、我々視聴者が仁やナギに感情移入するのを大いに助けてくれます。
ワンクールで終わってしまったのは本当に惜しい。また是非アニメをやってほしいと思います。
PS:ストーリー本編以外で良かった所はOP。ナギを演じる戸松遥さんの「motto☆派手にね!」を歌うナギがとにかく可愛い!是非注目してみて下さい♪{/netabare}