「図書館戦争(TVアニメ動画)」

総合得点
82.1
感想・評価
1983
棚に入れた
11572
ランキング
377
★★★★☆ 3.7 (1983)
物語
3.8
作画
3.7
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.7

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

ネタバレ

聖剣 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

妄想族

まず最初に
国内で頻繁にドンパチやってるけど
その兵器弾薬の資金がどこからもたらされているのか
その点だけには突っ込まさえしなければ
それなりに面白い設定だと思う
だって
そこに無駄に税金が投入されているとしたら
それこそ一般市民が黙っちゃいない
リアリティをもっと上げるとしたら
プロ市民を含めた三すくみの対立があって然るべき

穿った見方をするなら
それぞれの背後に支援団体をちらつかせ
そこからの資金供給に説得力をもたせたい

例えば
{netabare}メディア良化隊は
公序良俗を遵守する公安警察が表立って現れてきた存在で
検閲という名で思想弾圧を企てているのだから
これは共産系中国資本が絡んでいる
一方、
図書特殊部隊はそれに対抗しうるケツ持ちなのだから
必然的に米国となる

ここから類推されることは
まず日本はすでに他国の傀儡政権であり
世界のパワーバランスは
現実社会より米国の力が弱まり、中華思想が優勢と見るべきだろう

じゃあ
第3勢力の市民団体の背後に付いているのは何者だろうか?
現実には米国が仮想敵国と定めた相手との二項対立が顕著なので
三すくみとなる勢力は見当たらないが
独仏伊あたりを中心としたEUだろうか?
いや現実でも一枚岩になりきれないEUは無いね
むしろEUは分裂し、第三世界に属していると想定しよう
では他は
ここはちょっと論理を飛躍させて中東を中心としたイスラム圏全域としたい
今日まで踏襲される首長制度、派閥争いは
優秀な指導者の登場によってコーランの合理的解釈が浸透し
奇跡的に一つにまとまり
急速に進む西側資本主義化の波は革命的に改善され、
経済規模として米中に拮抗しうる勢力が誕生したと仮定しよう!

これで三すくみの出来上がり

では、これに至るまでの経緯としては
すでに現実に起こっていることではあるが
中国資本によって日本の土地は買い占められつつある事実がある
その重大性をあまり声高に言われていないが、それは『水源地』
タイミングが悪く日本行政府は
水道事業を民営化に移行し始めた矢先に、
供給源となる土地が私有地であり、それも中国系と判明
命綱を握られてしまった地方では
地域の権力者が寄り添い始め
次第に各地で中国系に傾倒し始める。
そして徐々に地方行政から政権にへとにじり寄って行く。
米国といえば
あいも変わらず中央との太いパイプを維持していたが、
地方の動向を軽視したあまり
国会が中華系の占める割合が増え、政治の実権を握ることになる
そして
中央との太いパイプでつながる米国との縁を切るため
政治主導で道州制の成立、地方分権がなし崩し的に実行され
米国への求心性は弱まる結果となる

中華系の動向は
もともと民間レベルの土地取得が拡大し始めたことがきっかけ
そう、つまりは華僑で
政治とは一定の距離を置き
本来中国共産党とはあまり結びつきが大きくないが
その存在が明るみになり
地方行政への影響力も馬鹿にできない規模になり始めると
中国共産党が興味を示しだす
まぁ、こっからは民間人なりすました工作員が暗躍して…てな具合かな
一方米国は
本国の足元が不安になって日本への監視がゆるくなったぐらいで良いだろう
そうねぇ、コロナ禍と脆弱な医療制度、移民問題、Black lives matter等
各地で頻発する動乱に経済活動は衰退し…
弱体化するほどではないものの
対外的な活動が疎かになった間隙をついて中華系が台頭した感じにしておこうか
たぶんCIAは気づいていたんだけど
大統領がCIA長官を更迭するしないの騒動も合間に…ってのが良いね

さて
第三勢力の回教徒連合はなぜ日本に?
ここのメリットが見つからない
地理的にも離れているしね
プロ市民はそれほど大勢に影響はない程度の草の根運動団体
なので、ここは親日のトルコが
友人たる日本の危機を察して
トルコを経由して援助している程度で構わないかな{/netabare}

まぁ、これくらい裏設定があれば
それなりに説得力が増すかもしれないが
そんな事一切考えずに、
シンプルにラブコメ作品として見ることをオススメする

投稿 : 2020/07/18
閲覧 : 206
サンキュー:

7

図書館戦争のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
図書館戦争のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

聖剣が他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ