Redils さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
音楽が秀逸で素晴らしい作品
不人気で生徒数が年々減り続けている学校の廃校を阻止するために、女子高生がスクールアイドルとして活動し、大成功する物語
この作品を観る前は、ラブライブっていうタイトルからしてなんかいやらしくネガティブな先入観があり、声優をアイドルとして売るための手法だと思ってスルーしていた。
かなり抵抗があったのだが、声優とバンドのVo.として活躍している南條愛乃さんが出演しているのでとりあえず見てダメならすぐ切ろうと思っていた。
同級生3人から始まり、やがて9人グループに落ち着くμ’s(ミューズ)というアイドルグループの成長を描いている物語だが、当初はキャラと声優がなかなか覚えられなかった。
が、2期まで観終わるころにはすっかり9人(18人)のファンになっていた(笑)。
キャラの設定とその紹介の仕方が秀逸!
ストーリー展開もまあまあ良かったが、楽曲、詩の完成度の高さに驚いた。
高校生がつくるレベルの楽曲ってヘタレで、アニメだとけいおん!で使われた曲なんかが等身大かなって思っていたけど、ラブライブで使われている曲すべてが、ちゃんとアイドルとしての曲になっている。しかも曲数が多いw
ライバルグループで実際曲が聴けるのがARISEだけだったのは物足りない。
作画は綺麗なほうだと思うが、ダンスシーンのCGキャラの表情が笑ったお面みたいで違和感を感じた。
ラブライブすべての曲を作詞した畑亜紀さんと作曲家の方々の功労と、実際にアニメの振り付けでライブを行った声優さん達の努力に拍手を贈りたい。
主人公たちが通う国立音の木坂学院高校はどうやら成蹊大学がモデルらしいですね。成蹊アニメ結構多い(笑)。