ゆき さんの感想・評価
3.3
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
分かっているのに泣いてしまう。
ずっと見ようと思ってようやく見ることが出来た作品の1つです。
「家族に会いたい、と初めて思った。」
というキャッチコピーが元にあるからか、名前のあるキャラクターが亡くなる描写が少なかったです。
弟くんが亡くなった描写は、未来ちゃんの夢オチという構造で途中まで描いてましたが、なんとなく、察しましたね。
ほんとは死んじゃっているということを知るシーンや、携帯の電源を入れるとメールが入っているなど、物語としてはよくあるシーンだと分かってはいるんですが、号泣でした。
作品が放映されてから何年か経ってますし、実際とはだいぶ建物等は変わってるので、少しだけ時が経った感じを実感しました笑
家に帰れなかったり食料に並んだり、船に乗るために、というシーンでは人間らしさがありました。
まりさんのような人はなかなかいないような感じはしますね……ベビーカーが段差に引っかかっても誰も見ることもしない。子供が立ち止まっても手を差し伸べる人は圧倒的に少ない。
こういう状況は実際そうならないと、自分がどう行動するかは分からないものですね。
まりさんの家族のシーンなど、もしかして、と思わせるシーンが何度もあり、見ているこっちがハラハラしました…。
話数も11話なので、余裕で一気見出来ます。
道徳的には小学生や中学生向きといった感じなので、構えることなく見て大丈夫だと思います。
ぜひおすすめです。