RFC さんの感想・評価
4.2
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
とりあえずいんとろだくしょん
コードギアスものということで迷わず視聴。
【作品概要】
時系列としてはコードギアスとコードギアスR2の間の作品です。
コードギアス本編の舞台は日本ですが、この作品は欧州が舞台です。
日本がブリタニアの植民地となったことで欧州在住の日本人は
収容所に収容され、人間扱いされなくなった中で育った日向アキトが
主人公の物語。
5章構成の第1章。
コードギアス本編を視聴していないと最後が意味不明です。
【作品に対する感想】
コードギアス本編ではあまり語られない欧州の話ゆえ、
まずはそのあたりの背景や状況説明、物語の核になる人物達の
自己紹介がこの章の役割です。
次の章を視聴したくなるのに十分な出来だったと思います。
物語はまだ展開してないので、評価しがたいところですが、
キャラ、作画、音楽は申し分なし。
1)物語
物語は展開してませんが、いろいろフラグはばらまかれている
印象です。
主人公日向と同じ名を持つ欧州連合のラファエル騎士団の重要人物。
彼はギアスの能力を所有している模様です。
本編のルルーシュと同じ、絶対遵守のギアス?
そして日向はギアスの影響下に既にある模様。
コードギアスらしくさまざまな立場の人間の策謀が渦巻く中、
彼らのたどり着く先が楽しみです。
2)作画
本編のTV版よりもものすごく綺麗になってます。
特筆すべきはナイトメアの機動。
上手く例えられませんが、とにかくギャンギャンに動きます(笑
このレベルで本編のランスロットや紅蓮のバトルを見て見たいと
思わざるを得なかったですね。
4)音楽
コードギアス特有のちょっと古めかしい感じの曲が維持されているのが
良いですね。
5)キャラ
魅力的な(クズも含めて)キャラがちりばめられており、
彼らがどういう末路をたどるのか期待できます。
①日向アキト
冒頭の戦闘シーンではアブナイ戦闘狂に見えますが、
普段は影があるものの粋なところもあるまずまずの人物かと。
ギアスの影響下にあるようですが、今後の活躍に期待です。
②レイラ・マルカル
アキトの上司、女性指揮官です。
この手の誇り高い女性キャラは私の大好物で、
視聴継続決定の50%は彼女要因です。
青臭い理想を振りかざすだけでなく、それを体現するだけの
実力をもってます。
何か影のあるアキト、制御困難なテロリストを部下に
どういう物語を紡ぐのか、今後に期待です。