「蛍火の杜へ(アニメ映画)」

総合得点
80.7
感想・評価
1075
棚に入れた
5221
ランキング
443
★★★★☆ 4.0 (1075)
物語
4.2
作画
4.1
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
4.0

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ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

本人が満足ならハッピーエンド。

アニメーション制作:ブレインズ・ベース
2011年9月17日に公開された45分間の劇場版アニメ。
原作者は、『夏目友人帳』の緑川ゆき。『LaLa DX』に掲載された読み切り作品が原作。
監督も、『夏目友人帳』の大森貴弘で同作品のスタッフがそのまま参加している模様。

【あらすじ/概要】

6歳の女の子・竹川蛍は毎年夏休みに祖父が住む田舎に遊びに来ていたが、
その年、妖怪が住むという山神の森で迷子になってしまった。
出口がわからず疲れ果て泣いていた所、お面をかぶった銀髪の若い男と出会った。
その男・ギンに連れられて山道に通じる鳥居に案内された蛍。
それを機に2人は毎年、夏になると会うようになる。
惹かれ合う2人であったがギンは人ではなく、人に触れてしまうと消えてなくなってしまうという。

お互いの気持ちは一緒なのに叶えることができないもどかしさ。
時は流れて行って、ギンの姿は出会った頃と変わらない一方で蛍は大人へと近づいていくのだった。

【感想】

ギンの設定が願いが叶うと代償として消えてしまうという感じで、key作品のパターンか?という第一印象。
それはkey作品によくある奇跡を起こすと~という類のものではなく、至ってシンプルなものですが、
触れるとダメってどこまでがOK?で、どこからがNGなのだろう?
肌と肌がダメなら、夏だけど手袋つければ手を繋いで歩けるね!って思ってしまうのは野暮の極みでしょうか?
フルーツバスケットの十二支憑きが動物に変身してしまうぐらいの距離感でアウトになってしまうのかな?
と思ったり。なんとなく画面の雰囲気と設定でオチが読めてしまいますね。

話の中で何故ギンは消えてしまうのか?の説明が為されたことがあって、
悲劇や感動を作るための悪い意味での御都合主義設定ではなく、
普通に綺麗な話なんだな!と思い起こしたり。

話に意外性がまったくないのですが、
いつかは終りが来る2人の切ない関係とか、
田舎の夏の雰囲気とか、多分良作には違いないんだろうなと感じるだけのものはありました。
まあ、私の趣味ではないですけどね。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2017/05/22
閲覧 : 457
サンキュー:

48

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