ダレイオス さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
安心して見れる妖怪ギャグアニメだったと思う。
本編は3分程度のショートアニメ
タイトルからわかるけど妖怪もので主人公の名前が奇異太郎(きいたろう)と
絶妙なネーミングセンスを持つものとなっているのが特徴ですね。
世界観からして現代ではなくて結構昔な作風なんだけど
テレビや電話はある世界観で世界観は独特かな
ストーリー構成は毎回、妖怪が出てきて妖怪を紹介するような内容のストーリーで
妖怪を特徴を出しているものとなっていて
それを楽しむものかな、妖怪の特徴自体はそこそこ上手く出していて
ナルホドなと思えるケースはありました。
そして、それを上手くギャグにしていて、楽しめるものにもなっていましたね。
さらに毎回ドタバタしている感じはあるもののオチはあるし
オチもさりげないネタを回収したものだったり
3分程度のアニメながら、ある程度まとまった終わり方なことが多くて
毎回のストーリー構成は良かったと思う。
チョット下品なネタだったり変態なキャラも多くて
典型的なギャグアニメの作りになっているものでした。
ただし下品なネタは露骨すぎるとかではないので
そこまで嫌な感じにもならず普通に楽しめました。
ただ、パロディとかも多いので安易さもありましたね。
パロディは楽しめる人には楽しめるでしょうけど
微エロもあって、そういったサービス精神は嫌いではないし、そこそこ楽しめました。
微エロはギャグになっていることが多いのでギャグアニメとしても見れるので意外にも楽しめるケースもありで
作りは悪くなかったと思う。
妖怪キャラは沢山出てきますがレギュラーキャラは女の子や女性キャラが多くて
主人公の周りは女の子でいっぱいでハーレムぽい作りですね。
ただし、ツンツンしていたり露骨すぎる好意とかはないので
女の子いっぱいだけど安心して見れる内容で
キャラ付けは良かったです。
座敷わらしの女の子は、いい感じに終われていて
ほっこり出来る回もあったし、そういったシーンは素直に良かったなと思いました。
作画についてはキャラクターデザインは女性でない妖怪はゴツイ感じや古風の妖怪
らしさが出ていて、妖怪ぽい雰囲気が出ていたのは良かった。
主人公のデザインはよく見ると某超有名妖怪アニメの主人公に似ているかなと思いました。
おそらくは似せているのでしょう。
女性キャラはロリな女の子ぽくて可愛らしく描けていたり、セクシーな大人な女性ぽく描けていたり
比較的描きわけが出来ていたのは良かったな
作画的に大人向けの萌えアニメではなくて子供向けの作画なので妖怪ギャグアニメの作風には合っていたと思う。
作画の質自体はしっかりしていましたね。ギャグ時の演出は楽しめたし
よく動いていることも多いので3分アニメながらアニメーションとして楽しめるものでした。
声優さんについては声質は役に合っていたし演技自体も良かったと思う。
主人公の役の方は少年ぽさが出ていたし、座敷わらしの女の子のツンツンした演技は中々でした。
雪女の子供の子は可愛らしさが出ていてし、母親の雪女の役の方も大人の女性らしくて良かったです。
まとめるとショートアニメとしては作画がしっかりしているし
妖怪の特徴を上手くギャグにしていて楽しめるものでした。
女の子いっぱいだけど露骨すぎる好意がなくて安心して見れる内容だったし
微エロなどのサービスシーンが意外にも楽しめたり、ストーリー構成、キャラ付けの良さなもあり
アニメの出来は良かったと思います。