cross さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ほのぼの雰囲気ながらも笑いのテンポ良し!!安定感のある作品【総合評価:76点】
2010年春に全13話で放送された作品。
ファミリーレストラン『ワグナリア』のバイト従業員に焦点を置き、それぞれのバイト生活やプライベートを描いた作品ですね。
ほのぼのとした雰囲気に小気味良く、細かいギャグなどでテンポ良く笑いを取ってきます。
そんな日常系と笑い、そして恋愛の要素も含んでいる作品です。
・小鳥遊 宗太
病的なまでに『小さいもの』や『可愛いもの』を好む「ミニコン」と言う性癖の持ち主。
3人の姉の影響もあり、12歳以上の女性は年増と断言(種島ぽぷらを除く)する。
白藤杏子の命により、伊波まひるの男性恐怖症克服のための「世話係」に任命され、日々殴り続けられている。
・種島 ぽぷら
小学生と間違えられる程の小柄、本人もその点に対して強いコンプレックスを抱いている。
『ワグナリア』のマスコット的存在、基本的にはかなりの常識人。
小鳥遊 宗太をバイトに勧誘した張本人
伊波 まひる
極度の『男性恐怖症』で、男性に近づかれたり触れられたりすると、本当的に殴り倒してしまう、その腕力は壁や電信柱などを軽々と破壊できるほど……
故に男性客への接客にかなり苦労しているが、女性に対しては完璧な接客をこなす。
とある出来事をきっかけに自分の男性恐怖症克服の世話係である小鳥遊 宗太に恋をするのだが、男性恐怖症自体はまだまだ健在
轟 八千代
常に笑顔で少し天然な働き者、フロアチーフを勤めているのだが、常に帯刀している。
小学生時代にいじめっ子から助けられて以来、白藤杏子を慕っていて、仕事中であろうと世話をしている。
白藤杏子への溺愛は半端でなく、白藤杏子の話題となれば何時間でも話し続けるほど
佐藤潤からの好意に気付いていない。そして、自身が佐藤潤に好意を抱いている事にも気付けていない
白藤 杏子
『ワグナリア』の店長にして、元ヤン
ほとんど仕事をせず、かなりの大喰らいで店の食料品を勝手に食べてばかりいる傍若無人な人物 。
佐藤 潤
見た目こそ金髪ヤンキーだが、『ワグナリア』では貴重な常識人
轟八千代に恋愛感情を抱いているが、当の彼女は店長に夢中で気付いてもらえず、しかも友達して信頼されていたりで生殺し状態
日々のストレスを種島ぽぷらを相手に発散している。
相馬 博臣
常に笑顔、雰囲気はとても良い人そうなのでが、他人の弱みや個人情報を把握しており、それをネタに相手を笑顔で「説得」と言う名の脅迫を行う黒い人
佐藤潤が轟八千代へ好意を抱いていることを知り、常にからかい続けては殴られている。
山田葵に兄のように慕われている。
山田 葵
山田は偽名な、家出中の少女(本人は家出を否定)にして『ワグナリア』のトラブルメーカー
単純でどこか間が抜けていて仕事も半人前なのに自信家で態度が大きい上に無駄な発言が多い。
思ったこと、気づいたことはすぐに表情や口に出すため、嘘や気遣いはあまり得意でない。
と言った感じの上記のメンバーが主要人物ですね。
それに加え、行方不明の妻を捜している『ワグナリア』のマネージャー音尾兵吾
小鳥遊宋太の三人の姉に妹、度々画面に映るものの最終回でしか声を発さない松本麻耶やら……
それぞれに特徴的な性格の持ち主にして、その個性を持て余すことなく存分に活かせています。
そんな特徴的な人達の掛け合いは、どんな組み合わせでもそれぞれに面白さがあり、非常に安定感があります。
そして、恋愛の要素も見ていて非常に微笑ましい限りです。
どの話でも、笑える要素がふんだんに盛り込まれていますので、作品全体を通して安定感は抜群でとても視聴しやすい作品です。
作画にも癖が無く、そこまで嫌いと言う人は多くないのではないでしょうか?
未視聴の方、是非とも一度視聴してみてください。