まにわに さんの感想・評価
2.7
物語 : 3.5
作画 : 1.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
絵ではない
絵の問題点、アクションに工夫がない、警備ロボがダサい。
終わりの歌ではきれいに描かれているので、全編これでやれればいいんだけど、とイメージを膨らませるしかない。
リューズの髪飾りの歯車がガタガタなのを、微笑ましく見るぐらいの心構えがいる。
キャラについては、個々への印象はさておき、冒頭で4人で共闘していたのだから、セットで考えるべきなのではないか。
歯車について、もしかすると、上層では本来歯車はすべて覆い隠されていて、歯車に見えるのは看板みたいなもの(いわば人の心に刷り込まれた歯車)で、歯車っぽいものほど歯車ではない。下層に行くほど隠せない歯車が増えてくる。巨大構造が歯車なのは、自然界で微小な性質が大構造に影響して似てくるのと同じ理屈、なのかも。
4話にて… {netabare}リューズが壊れている間修理できるようになるまで人類は進歩しなかったと諦める、言い回しが良かった。ナオトが修理できた理由は明確ではないが、この4人で何かが始まる感じがした。{/netabare}
6話にて… {netabare}底の底のさらに底、歯車世界で巨大機械怪獣が産まれる場所としては申しぶんない。底の底のさらにその下という響きがそそられる。ただし底感はさほどない。{/netabare}
9話にて… {netabare}巨大な力の前に立ちすくんで、アンクルをけしかけるだけでは、あの巨大兵器の司令官と一緒になってしまう。
悲しんでやさぐれて(6話)、盾にされて(7話)、苦労人マリー。 {/netabare}
11話にて… {netabare}マリーとナオト、どちらがどちらというわけではないが、トップダウンとボトムアップみたいなものという感じがした。
互いに不可解なまま割符を持ち寄って1枚の絵にするみたいな。その際の刷り合わせ方が面白い。{/netabare}
12話にて… {netabare}アンクルが描きやすかったのか、丁寧に描いたのか、見やすくなってて、ここが話の肝なのだろう。
が、戦いたくない撃滅する者がなぜ存在するのかは、これで答えを出したというわけではないだろうし、判断は難しい。
はっきりしていることでいうと、マリーのほうは変わったなという印象。ナオトがアンクルに褒めてと言うように促し、アンクルが言う前にマリーが褒めてあげるのは、ナオトがするのと同様に、アンクルという存在を認めてあげているから。{/netabare}