天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ネオSFスーパー英雄(?)列伝58
「広い銀河の果てまでも悪を叩いて流れ星。行く手を阻むか宇宙の地獄、怒れ正義のダイケンゴー」
というショッカーの大首領(ん?)じゃなくて納谷悟朗さんのナレーションが印象的なアニメです。
主人公は本人いわく
「リバプールの風になった」
某新日本プロレスのレスラーと同名のライガー王子(演じるは石丸博也さん)です(おいおい)
地球が何話か登場するものの、全編宇宙が舞台となっています。ここら辺は同じ年に公開されたスターウォーズの影響を受けていると思いますね。
主人公側が圧倒的に不利な状況から始まっており、更に味方からも追われる立場となりますが、観てて他にもタツノコプロっぽい作品だなと思ってたら、製作したのがタツノコプロを退社した人達で作った鳥プロだと、後で知って納得しました。
しかもこの作品、会社を設立したご褒美に、スポンサーが作ってくれたそうです。
ただ、半年の予定で視聴率が良かったら放送延長もあったそうなんですが、上手い話は続かないもので、視聴率は上がらず予定通り半年で終了・・・(涙)
そんなダイケンゴーですが、アニソンの女王こと堀江美都子の声優初出演作でもあります(当然、主題歌は堀江美都子)
更に別名義ですが、ガンダムの富野さんが第2・6話に絵コンテで参加した作品でもありますね。
意外と言ったら失礼かもしれませんが、結構面白かった作品なんですけど、影がうすいんですよ。
何故なんだろうと考えたんですけど、ガンダム前(ダイターンと同時期)という事と製作した鳥プロが放送後に解散したせいかもしれないですね。