インド人を右に さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
良質の秋葉原紹介アニメ
えらく偏ったご当地アニメといった感じでしょうか。タイトルの通り、秋葉原を舞台にしたアニメです。
秋葉原の雰囲気を知っているかそうでないかで評価が極端に分かれる気がします。
秋葉原とそのカルチャーをよく知る人は楽しめると思いますが、逆に興味のない人には苦痛かもしれません。
ゲーム原作ですが、未プレイでも問題なく楽しめました。
ストーリーはあるようなないような感じで、秋葉原の各種カルチャーと題材に、悪者が出て主人公組が収めるという水戸黄門パターンの1話完結型で進んでいきます。
題材は、フィギュア・ミリタリー・ピュアオーディオ・地下アイドル・アマチュア無線・格闘ゲーム・自作PC・メイド執事居酒屋・中華爆買い・プロレス?・カードゲーム・B級グルメと幅広くアキバ文化を網羅しています。知っていれば知っているほどツッコミどころがいっぱいあって楽しいです。
また、秋葉原の店舗が協力として実名で登場しているので、聖地巡礼も可能。めいどりーみんやシャッツキステといった有名メイドカフェや、万世、ベンガル、雁川、キッチンジロー、影武者といった有名店も出ます。アキバの勉強にもなりますね。
終盤はありがちな展開でしたが、秋葉原を守ろうとする皆の奮闘には燃えました。正直、人は選びますが秋葉原好きの方にはおススメです。
(あと、何気にBGMが好きです)