前原由羽 さんの感想・評価
2.9
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
応援上演あってこそのプリ映
はじめに
昨年のプリパリと比べて上演会場の数が8割ほどに減ってしまい、自宅からは電車で1時間以上するところにしか会場を見つけることが出来ませんでした。映画の視聴者はおそらく私の1.5から2倍くらいの年の方が多かった印象。。。子連れの方はいたのですが、私の半分くらいの年の方はほぼいなかったですね。
いざ、映画が始まり、最後まで観終わった後の感想。
「これは大きなお友達向けの映画だ!」
あらすじ
他のサイトで多くの方が書かれているので、大きく分けるにとどめておきました。
①3期の新曲披露+デキレース
②岡畑農園の宣伝(新曲披露)
③分岐点(新曲披露x2)
④BPOへの挑発(新曲披露)
見ての通りストーリー性は皆無で、とりあえずライブするためのきっかけ(こじつけ?)を用意しただけというものですね。
特に②はストーリー中に露骨に梅干しの宣伝を行っており、ある意味凄いのですが非難の対象になっています。
③では、らぁらXなおのMake it! トリコロールの新曲、みれぃの新曲が登場します。新曲はどっちもかっこいいし、色々とパフォーマンスが凄い。だけど、らぁらXなおは声が似ててちょっと聞き取りづらい感が...パラレルワールドと称していたのにみれぃをなおに取りかえて、語尾を~なおにしただけだったから面白みに欠けました。分岐点なのに、いたく時間が短く思えました。
④では2期のときにBPOに批判されたのをいいことに、「映画」という限られた人たちを対象にするならいいだろうと思ったのでしょうか。キャラ全員が水着姿を披露してました。中には、あまり見たくない水着キャラもいましたが、そのキャラが原因で新曲を披露するハメに...
新曲が終わるとエンディング、そして予告をしてかしこまっと終了!
プリ映にストーリー性を求めちゃダメですね♪
応援上演
ところが、応援上演になると話が変わります。①の前に、わーすたプレゼンツのありがたい振り付けの練習。その中には頭の上にハートを作ってふりふり動かすというオタ芸がやりそうなものがあります。みんな、真面目なんですね~、私は後ろから奇妙な踊りをニヤニヤしながら見てました(笑)
さて、応援上演の場合、ストーリー性がない方が見入ってしまわないので、今作はすごく気軽に盛り上がることが出来ました。出来レースの際もツッコミを入れて熱が冷めなかった感じでした。②がおそらく一番ストーリー性があったはずなのですが、前後があまりになさ過ぎたので梅干しが登場した時に「ウチは絶対買わんからな!!」と私がいって、「そーだ、そーだ!」と周りが加勢してくれました。その場合、最後まで切れることなくライブ熱が持続し、予告編のWish!!まで白熱し、拍手で締めくくられました。
まとめ
飛び出すプリパラと同様、本作はストーリーを通して特に何かを伝えたいというのはなかったのかと、むしろ今まで地上波では出来なかったものを映画で表現したかったという思いがあったのかなと感じました。