NKiEU33270 さんの感想・評価
1.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
主人公の必殺技がハンマーヘッドターン
とある飛空士への追憶とは、空戦アニメだからこそ、見る価値があった。無数のアニメの中でも空戦アニメというものは、十年単位でほんの数えるほどしか出てこない。
で、その内容とは、酷いものだった。
この空戦アニメは主人公が非武装で後部銃座しかない単発複座の偵察機に王女を乗せて敵の追撃を振り切って脱出するものになっている。
この時点でわかるだろう。
味方の援護もない非武装の偵察機で敵の追撃を振り切るというのは空戦アニメを冒涜している。それでもいわゆるセカイ系とかいうよくわかんないけど泣けるとかいうお涙頂戴モノが今はウケる。
そのお涙頂戴モノがとある飛空士への追憶だ。
敵は空飛ぶ金剛型戦艦と震電の戦闘機隊が出てくる。が、この追撃を主人公は簡単に振り切ってしまう。
震電の機銃がなぜか主翼に2丁の威力がどうみても7.7ミリクラスの機銃になっており、主人公の乗る偵察機はロケットブースターと敵に撃たれた瞬間に某艦隊よろしく、横にスライド飛行できる超機動性が搭載されている。
最初に空飛ぶ金剛に撃たれるが、ロケットブースター吹かして主人公機は簡単に逃げてしまう。しかもそのとき、空飛ぶ金剛は主人公機に惑わされて味方の金剛を誤射したり、味方の金剛と空中衝突してしまう。
間違いなく敵の金剛乗りは軍法会議モノ。
次に出てくる震電はまったくの無能。
それでも震電戦闘機隊の追撃を振り切れない主人公機は必殺技とかいって失速反転、ハンマーヘッドターンをしてその場をしのぐ。
ただハンマーヘッドターンしても逃げられるわけもないんで、最後はここまで一度も出でこなかった後部銃座に座ってる王女、機銃撃ちたくないマンが突如、絶対殺すマンに変身して震電をパーンとする。
ほんでいろいろあって、物語の最後らへんになると、
主人公がサルの一つ覚えのようにドヤ顔でハンマーヘッドターン繰り返してオナる。