ダレイオス さんの感想・評価

2.7
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 1.5 状態：観終わった

正直３話以降はストーリー的にはあまり面白くない超凡作の作りでした。

ジャンルは高校が舞台の学園もので入学式から始めるもので開始は普通の作りなんだけど
淡々とした日常シーンが続くので、楽しいと思えるアニメの作りではないかな
それだけなら面白くないアニメてことですむのだけど
１話、後半からストーリー展開は強引かな
主人公の高校生の女の子が、道端をウロウロしていて、どこかの家の蔵の
ギターを盗み出そうとしたり、どこかのライブ会場でいきなりギター弾こうとしたり
よくわからない開始でストーリーに付いていきにくいな
そして他の人のライブシーン見て「これだ！」と主人公は言ってたけど
何を言っているのかあなたは・・・になりました。
開始のストーリー展開が無茶苦茶なのが痛いな
主人公がバンド始める動機はこれでいいの？と思えるほど
いい加減なきっかけだよね。

その後も、このギターを正式に手に入れるために
１話丸々使っているので話自体の尺はわるくはないのだけど
その過程がかなり雑ですね。
アニメだとしてもギターを手に入れるために
誰だか知らない相手の家の子と強引に関係を持とうとしたり
何かもう主人公はストーカーにしか見えないのが何とも・・・
相手の女の子、嫌そうなのに実家まで押しかけるって・・・
主人公酷いな・・・
それ以外にも誰だか知らない相手の女の子なのにバンドやろうを
言いだしたり、自分のことしか考えてないのも何とも・・・
普通そういうことは仲良くなってから言うことであり酷いな
なので主人公が考えていることはまったくわからないな
キャラが好きとか嫌いと以前にまったくわからないキャラだと思った。
それでも反省させる作りならストーリーの流れはおかしくないのだけど
そうではなく、とことん甘やかす作りなので見ていて辛いな
そんなストーリーの流れで３０万円のギターゲットてのが
酷いな・・・と思った。それで貰えるほど世の中甘くはないんじゃないかな？
そしてそれで女の子と仲良くなるのも酷いな

ただ、３話以降はテンポが遅くて淡々としてはいましたが
地味にバンド活動をしていたかな、主人公が遅れてきたバンドの人のために
時間稼ぎでライブで歌を歌ってたけど、もの凄い寒いシーンだったけど
妙にリアリティーはあったかな、寒いシーンなので面白さとは無縁だけど
地味にやっているな的な感じは悪くはなかったと思う。
これ以降も地味に練習して日常シーンを混ぜてやっていたかな
けしてもの凄く面白いわけではないけど淡々としたバンドアニメだったな

バンドのメンバーの集め方は日常シーンで仲良くなりながらメンバーに誘うものでしたね。
メンバーに入りの攻略に成功したかと思ったら
上手くいかなかったり、すんなりいかなさはリアルさはありました。
悩みの部分とかは描けていたり話そのものは言っていることはわかるんだけど
悩みの解決の仕方がどうも曖昧だった気がするんですよね。
もう少し上手くまとめてもらわないと、納得はしづらいな
世の中ご都合主義的に上手くいかないのはわかるのだけど
もうチョットなんとかしてほしかった。
なのでストーリーはそんなに悪くはないとは思いつつも
ストーリーは上手く作れてないな・・・と思ってしまいました。

その後は色々問題が起きて、主人公は落ち込んだりもしたけど
みんなの励ましで何とかする展開だったリで
何とも言えなぐらいベタでしたね。
結構引っ張ってもいたので、適当にすませるのではなくて
意外にしっかりとした尺があったし
みんなの励ましはいい話にもなっていたと思うし
１０話１１話のストーリー展開はようやく筋が通ってきて悪くはなかったと思う。
主人公はここまで散々自分勝手な行動をしてきたので
それを反省させる回でもあったので、この展開はストーリーは必要だったと思う。
やっぱり反省させる回は必要だと思うので・・・
しかしながら反省はチョット甘い気がしたのでもう少し反省して
ほしかったのは本音かな
ただ、良かったのはそこまでかな
終わり方も普通に終わってるとは思うのだけど特に盛り上がることなる
終わってるので、あんまり面白くはなかった。
もう３話以降はひたすら悪くはない気はするけど
面白くないな・・・の連続でしたね。良かったのは１０話と１１話ぐらいかな

キャラについては申し訳ないけど個人的には魅力的に見えたキャラはいなかったな
正直、よくわからなかったが本音
もう少し魅力的に見えるキャラクター描写をしてほしかった。
２話まではキャラクター描写は酷かったし・・・
そのせいでキャラ同士の関係性の築き方は見れたものではなかった。
３話以降は別に嫌いと思えるキャラはいなかったけど
魅力的にも見えなかった。
主人公はキラキラやドキドキしたいとか言ってるけど
意味がわからなかったのも・・・具体性がないので共感を得られなかった。

作画についてはキャラクターデザインは萌えアニメのデザインというよりは
チープさが出ている感じがしましたね。
あまり萌え萌えしくなくて見やすいのは良かったのだけど
みんな顔の作りが同じなので各キャラの個性はあんまり出てなかったな
作画自体の質は特別に良くもなく悪くもなく普通でしたね。
マレに作画はギリギリかなと思える場面もあるぐらいで許容範囲でした。
演奏シーンはあまりなくて、あっても見惚れるほどでもなかったです。
総合するとギリギリ普通と言える作画の出来はあったと思います。

声優さんについては演技力とかはこういったジャンルのアニメではお馴染みの
全体的に微妙に上手くない感じの演技でしたね。
ただし、下手とかではなくて普通聞ける演技でした。
役としては許容範囲だったかと思うし声質は合っていたと思う。
聞いていて違和感はなかったです。
とはいえ良いと言えるまではなかったと思います。声優さんについては普通ですね。

まとめると２話までは酷かったけど３話以降はストーリーそのものはマシになり
面白くはないのだけどそんなに悪くないかな・・・の作りが続いたな
ただ、悪くないと思いつつもストーリーは上手く作れてないケースは多かったのがチョット・・・でした。
１０話１１話になってようやくストーリーの筋が通った感じでした。
作画もギリギリ普通だし声優さんの演技も普通だし
キャラもあんまり・・・でしたし
２話までの酷さはマイナスポイントだとは思うので
評価的には苦しいと思うのが現状かな
正直３話以降はストーリー的にはあまり面白くない超凡作の作りですし・・・
うーん、セールスポイントがなさすぎるのが・・・苦しいな