★☆零華☆★ さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
葉風ちゃんと愛花ちゃんを見る物語(嘘)
私に上手くレビュー書けるか難しい作品内容ですが書きますね。
この作品で頻繁に登場する
シュークスピアの『ハムレット』と『テンペスト』
ハムレットが【悲劇】でテンペストが【喜劇】です。
詳しい方ではないので間違っていたらごめんなさい。
最初は言葉遊びが凄い印象に残る推理バトル物と思って観ていました。
が、これは、ただの言葉遊びではないぞとと中盤になって気づく。
そのまま展開が気になり、最後まで一気で視聴
{netabare}まさか味方と思っていた、はじまりの木が敵で
敵だと思っていた、絶園の木が味方だった。
そして愛花の死の真相{/netabare}
自身や両親を簡単に殺せる考え方もネジが飛んでいると言うか、サイコパスというか、もはや達観しています。
また吉野(主人公)もやや達観している風に見受けられる。
ここで考察に入ります。
最初に説明したシュークスピアの『ハムレット』と『テンペスト』を引き合いに
私は以下に置き換えられるのではないかと考えます。
【序盤】
はじまりの木=【喜劇】=『テンペスト』=鎖部 葉風
絶園の木=【悲劇】=『ハムレット』=不破 愛花
ですが……はじまりの木が敵で絶園の木が味方に置き換わったことにより
【中盤以降】
はじまりの木=【悲劇】=『ハムレット』=鎖部 葉風
絶園の木=【喜劇】=『テンペスト』=不破 愛花
要するに、葉風ちゃんが実は悲劇のヒロインで
悲劇のヒロインに思われていた、愛花ちゃんこそが喜劇のヒロインだったと
作者は意図的に伝えたかったのではないかと
私は考察しました。
とまあ難しい考察は置いといて、最終的に号泣"(/へ\*)"))ウゥ、ヒック
葉風ちゃん可愛いし、愛花ちゃんも可愛いし
二人の魔女を虜にする吉野。やりますねっ!
この作品をジャンルで言えば王道の恋愛推理バトル物なのかな?
素直に最後まで観て良かったです。
まあ、でも絶園のテンペストはSteins;Gate(シュタインズゲート)と同じで最後まで観ないと作品の良さや楽しさは理解出来ないと思います。