ダレイオス さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
戦争もの+ファンタジー
1939年ヨーロッパでの話みたいだけど国名が架空なので
世界観はよくわからない開始かな
難しい架空の横文字国名を出されてもピーンとこない開始でした。
ただ、ゲルマニア帝国という国は地図からしてドイツぽいな・・・というよりドイツじゃんの開始でした。
無駄に架空名にしているのか引っかかるな
エイルシュタット公国はオーストリアの西部て感じで架空の国なのか実際ある国なのか中途半端さは目立つな
開始直後はある目的があるエイルシュタット公国の公女様がある勢力から追いかけられる展開で
冒険アクションものかなと思える開始でした。
汽車の屋根に上がってアクションしたりやや無茶をしている感じの内容でしたね。
汽車から飛び降りて無事とか作風としては無茶を通すものですね。
まじめな戦争ものかなと思ったら1話からいきなりファンタジー要素もあったりで
急展開もあったりするので戦争もの+ファンタジーて感じかな
いきなりの急展開は付いていくのは大変ですね。
ストーリーは公女様のフィーネとタイトルにもなっている魔女のイゼッタという少女の物語ですね。
公女様と魔女の女の子の組み合わせかな
それで、ゲルマニア帝国が戦争を仕掛けてきて、その敵をやっつけるために
この2人が協力して敵と戦うものでしたね。
冒険アクションものに見えたけど、そうではなかったようです。
そして魔女だし主人公側の強さが目立つものでした。
敵は普通の軍隊なので魔女にはかなわない感じでそれを楽しむ内容かな
戦闘はよく動いているし、そこそこは楽しめました。
ホウキのかわりに銃にまたがって戦うのもこのアニメ独特の設定なので
独自性はあったし銃にまたがってのアクションも独特の動きがあって
その動きは面白かったな見ていて結構面白かったです。
敵が弱いのは主人側は魔女だし、しょうがないかなと思う。
ただ、能力は強いけど魔力が弱い場所では魔法が使えない制限があるようですね。
その設定をストーリーの骨子に入れていて
敵との駆け引きはあるのでただ強いってだけでなくてストーリー展開もそこそこは楽しめました。
イゼッタは見た目は可愛らしい、いかにも魔女ぽい女の子だけど
この手のキャラには珍しく、エロやセクシーシーンも多く
スタイルも良いキャラみたいなのでサービスシーンを楽しむものだったかな
個人的には楽しめたけどガチな戦争ものにしては萌え要素は多め
日常シーンも多めですね。中盤から多いのでストーリー展開は余裕を持たせていたかな
萌え要素や日常シーンの多さは作風とマッチしているかとなると結構悩むかな
あとストーリー展開は可哀想なキャラはいたかな秘密知ったばっかりに
可哀想な目にあったり心が痛む回はあったりしたな
敵のスパイの行動も突拍子がなく急展開したり展開は思ったよりも雑でした。
もうチョット丁寧にしないと展開に納得は出来ないだろうし残念かな
急展開も全体的に多めでしたね。
そして前半は弱小国だけどイゼッタという切り札のある国と強国だけど切り札に手を焼いている物量の国の
構図だったけど、後半はそうでなくなるので、どうも見ていてあんまり面白くなかったな
敵が切り札をどう攻略するのかの構図が面白かったのにそうでなくなるので・・・
敵側も後半は中二ぽくなるし、どうも大味な争いで・・・うーん
ただ、一応敵の猛攻にあいピンチになり盛り上がる展開があり
それを上手く切り抜けるというか、しのぐ感じの展開自体はこれからどうなるのか?いう
続きが気になるようにはなっていたので悪くなかったと思います。
終わってみても、山場を切り抜けて落とし所は個人的には悪くはなかったと思うし
オチも後味を考えればアレで良かったと思うし納得は出来ました。
国名が架空名なのもこのアニメのストーリー展開を考えると
架空名で良かったのではないかと思います。
ヒトラーやスターリンがいたら、この展開は無理でしょうし・・・
キャラはイゼッタは魔女としてのキャラクター性は
良かったとは思うし、フィーネは本編見てればいい子なのはわかる行動は良くて
メインの2人は好きなんですけど
それ以外はイマイチかな敵の幹部とかはあんまり活躍しないし印象に残らないし
全体的に出番がまわってきたなと思ったらフェードアウトするキャラが多くて
キャラ自体はあんまり魅力的に見えなかったし、どうも微妙でした。
作画については、世界観の描写についてはしっかりしていたかな
風景や建物の中の作画は優れていたので作画的クオリティーは中々ですね。
ただ、キャラの作画については思ったより普通かな
たまに乱れる時もあって特別に優れている感じはしなかったです。
キャラクターデザインはイゼッタは可愛らしくて良かったです。
それ以外のキャラは思ったよりも普通ですね。
そのおかげでイゼッタの可愛さは目立ってたので個人的にはこれで良かったと思う。
作画については満足ですね。
声優さんについてはフィーネ役の早見さんはいつもの早見さんだったかな
演技力自体は良かったとは思いますがいつものでした。
イゼッタ役の茜屋さんは声質も合っていたし演技力自体もまずまずでした。
個人的には好みの声でしたね。
他のキャラも印象に残る程でもなかったですが不満はないです。
声優さんの評価は高評価する程でもないけど良かったとは思う。
まとめると序盤から無茶する作風だからなあ無理を通すものだったと思う。
急展開も全体的に多めで展開は納得しづらいことが多かったな
ただ、ホウキのかわりに銃にまたがって戦うシーンとかのアクションは面白かったし
切り札がある弱小国と物量の強国の戦いも楽しめました。
そして後半はその構図が崩れるのが残念だけど盛り上がる展開はあったし
終わり方は納得は出来ました。
評価的には楽しめたけど気になる部分は多いし上げづらいかな
キャラもイゼッタとフィーネは良かったのですが全体的にはどうも微妙でしたので
キャラの評価も上げづらいな