amZ さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
SF×政治?作品
4話まで
突如羽田空港に現れた物体カドが世界に変革をもたらすと言った感じでしょうか?
カドからもたらされた∞エネルギー資源により国同士の駆け引き等も描かれるようです。
物語の盛り上げとしては仕方が無いのですが諸外国がかなりアホに描かれているのが気になりました。
{netabare}
無限のエネルギーや転送技術、絶対防壁等 未知の科学を有したカドが存在する日本に対して武力行使の法律をちらつかせる国連。
現実だとこんなアホな決断を国連が数週間足らずでしないだろうなと思います。
まずは国連から調査団が派遣されるのが筋ではないでしょうか。
また駐留してるであろうアメリカ軍も姿を見せないのが気になります。
{/netabare}
SF×政治のような物語でかつ現実的な要素をふんだんに取り入れていそうなので考察の目が厳しくなりがちです。
■最終話視聴後
正直なところ割と期待はずれな終幕でした。
上記にも書いていますが政治的なリアリティは話の進行上スムーズにされて、人類がどう進化していくかに話の重きが置かれていました…が!
終盤3話は積み重ねてきた空想のリアリティを全部ぶん投げたヤンデレホモ作品となってしまいました。
{netabare}
今まで激しい感情を表にしなかったザシュニナが突然ヤンデレ化して感情を爆発させたのには本当に驚かされました。
いったいどういう人間に影響されてしまったんでしょうか…
ここまで高次元的な存在で真道を殺すという考えに至ったのも不可解です。
またラストはザシュニナの裏の裏を読んでいたことになりますがそれもなんだかなぁ…
とにかく腑に落ちない点が多すぎて、最後なんで殺し合いバトルしちゃったのっていう感じです。。。
{/netabare}
個人的にこの作品は『異邦との交渉』という要素が強かったように思うので最後まで交渉で臨んでほしかったです。
どうしてこうなった…