ルル さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
真鍋君のお腹を攻撃すのはもうやめてあげて!
原作未読で視聴。
『人の心が読めるという超能力を持って生まれてきた事で、幼少期から差別や偏見を受け、辛い人生を過ごしてきた15歳の「琴浦 春香(ことうら はるか)」 そんな彼女が翠ヶ丘高校に転校し、偶然となりの席となった「真鍋 義久」との運命の出会いを果たす。学園生活数日が過ぎたある日のこと、琴浦さんの能力に興味を持ったESP研究会(*1)の先輩部長「御舟 百合子(みふね ゆりこ)」が、半ば強引に琴浦さんに入部を迫る。彼女はこれを渋々受け入れ、真鍋もおまけで入部する羽目に。こうして琴浦、真鍋のESP研究会での活動が開始されることになる』という全12話の物語。
何が面白いのか分からないまま最後まで一気観してしまいました。たぶんこのタイプの作品はこれでいいんでしょうね。ボーっと観てたらいつの間にか終わってたみたいな.....つまりそれは面白いって事ですからね。で、この作品のジャンルですが、ハッキリとは分かりません。たぶんラブコメだと思うんですけどね。作品が序盤・主要部分・後半部とで全く違うタイプの作品にコロコロ変わるんですよ。
序盤は俗に言われる「鬱展開」ってやつです。夢も希望もない絶望的な展開です。が、主要部分に移ると急に話が明るくなって、学園ラブコメものっぽい感じでした。真鍋君がエロい妄想をして、その心を読んだ琴浦さんが恥じらいながら突込みを入れる。というギャグバターンが繰り返されます。そして後半部はシリアスになって、おまけにストーリー性まで出てきてサスペンスものっぽい感じでした。
オープニングの曲の中島 愛さんが歌う「そんなこと裏のまた裏話でしょ ?」が意外に中毒性がありました。 毎回オープニングを飛ばさず聴いていたら洗脳されてしまいましたよ。私としたことが我慢出来ずにYouTubeで2回聴いてしまいました。
日本のアニメ作品でのお決まりのシーンとして、「湯上りの女性キャラが脱衣所で着替え中、ドアを誤って開けてしまいキャッー!となるシーン」や、「風邪を引いて熱を計る方法として、額と額とをくっ付けて計るシーン」などがよくありますよね。私はこれらのシーンがくると「きたー! お約束!」と叫びたくなります。これらはもはやアニメ大国日本のお家芸とも言えるお約束のシーンですが、この作品では額で熱を計るシーンがありました。で、これを実際にやってみたどうなるか気になりませんか?....という事でやってみました。もちろん脱衣の方じゃないですよ。後者の方です。プリンと等価交換で同僚に頼んで額で熱を計らせてもらいました。結論から言わせてもらうと・・・・計れません。手で計りましょう。それから相手に承諾を得てからやりましょう。 じゃないと相手が異性なら違う意味でお熱♡になっちゃいますよ。 男同士ならウホッ!♡となっちゃいますしね。
(*1)ESP研究会とは → {netabare}2話の百合子部長の説明よると、「超能力の存在を科学的に立証し、社会に認めさせ、超能力者を社会の偏見から保護する事を目的とした部活」だそうです。{/netabare}