うっじー さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
観方によって違うと思う。
この作品は戦争がどうのとか
幼女がどうのとか顔芸がどうのそう言った作品では無いでしょう。
これは、おっさんの舞台上での合理主義vs感情と
おっさんの中の自称神やその他の人への合理や感情との折り合いの戦い。
ストーリーも良いと言う訳では無い
そもそも完結して居ないので何とも言えない。
冒頭にあるサラリーマンのシーンを見て察しきれれない人は
全くもって理解できない作品では無いだろうかとも思う。
合理主義、安定、効率、出世(エリート等)
言い換えると金=幸せなり安定と(以下 合理主義)
言う事に執着して恨みをかって殺された(かけた?)が
そこで、神を自称する何かに話し?かけられるが
おっさんの行動原理に神など存在しないので
そこで問答があり、いざこざが起きて
第一+第二大戦+SF+ファンタジーの世界に転生させられてしまった。
と、言うプロローグ的な部分から始まる。
なので根本が歪められるのは問題あるけどおっさんの行動に
個人の細かい主義主張の統一性等を求めるのは無意味と解る。
なにしろそういう人間なのだから。
(現実世界でも上と下に対して主義主張を変える人は居るし)
感情主体の主人公の作品はそこら中に大量に有る
(正義だの悪だの含め)
ただ出来は兎も角合理主義者を主人公に据えた作品はそこまで多くなく
合理を求める必要性があるので内容が知的になりやすい。
(悪っぽくもなりやすいが)
そんなキャラを放り込んだ世界や境遇と言う観点と期待感を
含め高評価。