TAMA さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
業界の掟は忘れずに
私も少しの間声優学校に行ってて現場を見たことがあるのでこの作品はかなり共感しました。
闇を抱えてる人、妙なこだわりがある人、年下だけどキャリアは上の人、様々でしたね。面白かったです(^^)
1話でも描写してありますがマイク4本で録る所もありますが、場所にもよるんですよね。3本もあれば悪いところではそれ以下とか…(-_-;)
最近はかなりハイスピードでアニメ化とかしてるから本当にパラパラマンガみたいな絵で録ってるから声優って凄いなーと思います。
ブース内は雑音厳禁だから服装も気を付けなければならないのもネックですね。ま、これも話が進むと出てくるんですが。
双葉を演じた高橋さんはエ◯スプロージョンやる前の時なんでちょっと新鮮に聴けましたね。今はもう色々レッテル貼られてますからね(笑)
話数が進むにつれ双葉の成長、悩み、苦しみ、仲間にキャラを奪われた悔しさ、そんな人間臭さがよく表現出来てて『ファイト!双葉!』と応援してました。
いちごはもうプロ意識?(設定)がちゃんと持ててましたね。…ツッコまれて素になる時もありますがあーゆー娘は結構居ました(笑)
でもいちごは生活力もあり節約とかもキッチリやってるし夢に向かって1番真っ直ぐだったと思います。
鈴ちゃんは双葉やいちごに比べるとキャリア組になりますね。まぁ、だからといって悩みがないって訳じゃないですけど。
学生生活と両立、友達との付き合いの悩み、これからの事…でも1番心に残ったのは双葉のキャラを鈴ちゃんが演じる事になり双葉が落ち込みそれを後で知った鈴ちゃん…
この二人の葛藤は一目観てほしいと思います。オススメしたいです。どう解決するか、どう割り切るか、プロになるためのプロセスの1つですね。
毎回違うED、各回に大御所声優さんか売れっ子声優さんの登場。中々ない声優ドキュメンタリーアニメって感じでした。
個人的に好きなのは5話の後半、堀江由衣さん登場。いちごが言った『ゆりえほい』ですね。
思いっきりツボりました。何かの職人の人ってスイッチ入ってない時って『誰??』ってなるんですよね(笑)
確か1年に全国の声優学校や声優目指してる人が事務所等に入れる数は大体200人前後。そこから声優一本で食べていけるようになるのは一握り。
本当に狭き門で辛い職業だと思います。後、事務所によっても売り方が違うから下調べも必要ですね。
ん?なんか変なレビューになってるな。すみません(^_^;)
しかし今の高橋さんに双葉を演じてもらうと違和感があるかも。めぐ◯んのイメージが強すぎて…(笑)
ま、第2話の双葉のキャラ『ピポー』はエク◯プロージョン(爆死)するんですが。これが『この◯ば』主演の伏線…(違うか?違うな。)